プレミア無敗川崎U-18の猛攻を耐えきった!東京VユースがPK戦で勝利し8強へ
ゲキサカ / 2022年7月28日 19時11分
[7.28 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会ラウンド16 東京Vユース 0-0(PK4-2) 川崎U-18 前橋フA]
28日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会ラウンド16の8試合が群馬県内各地で行われた。前橋フットボールセンターAでは関東第3代表の川崎フロンターレU-18と、関東第7代表の東京ヴェルディユースが対戦。80分でスコアが動かず、PK戦にまでもつれ込んだ一戦を制した東京Vが、ベスト8に勝ち上がった。準々決勝ではセレッソ大阪U-18と対戦する。
川崎U-18はツエーゲン金沢U-18に2-0、ジェフ千葉U-18に1-0、大分トリニータに0-0と全て無失点でE組1位となりノックアウトステージ進出を決めた。一方の東京Vユースは初日にサンフレッチェ広島F.Cユースに0-2で敗れるも、ヴィッセル神戸U-18に1-0、浦和レッズユースに3-1で勝利し、C組2位で勝ち上がってきていた。
試合は立ち上がりから、プレミアリーグEAST無敗で首位に立つ川崎U-18が圧倒的に攻め立て、東京Vユースの選手たちを自陣に押し込める。トップ昇格内定のMF大関友翔(3年)の巧みなパス出しから何度も決定機をつくり、東京Vユースは防戦一方となるが、何とか飲水タイムまで耐えきる。
東京VユースキャプテンMF佐藤陽輝(3年)は「前半の最初はどう守って良いか分からなかったのですが、飲水タイムで中後(雅喜)監督からどう守るかを伝えられ、守り方を変えてみたら落ち着いてきました」と語る通り、このタイミングで守備が落ち着き、逆に攻撃に打って出てFW新鉄兵(3年)がシュートを放つ場面も作った。
後半は大会4日目で33℃を越える気温、炎天下での試合ということもあり、互いに攻撃の精度を欠く状況が続く。ボールは保持できるもののあと一歩でゴールネットを揺らせない川崎U-18は後半33分、大関に代えてU-16日本代表MF柴田翔太郎(1年)を投入する。左サイドで何度もスピードを生かした縦突破を見せた柴田は、多くの決定機を作り出すが、東京Vユースも佐藤やDF武田絢介(3年)、DF栗原大(2年)を中心に何とか踏ん張ってスコアレスで耐えた。
PK戦は川崎U-18が2人目で蹴ったMF川口達也(3年)がクロスバー上へと外してしまい、さらに3人目の大瀧螢(3年)のキックは東京VユースGK磐井稜真(2年)のパンチングに防がれる。対する東京Vユースは4人全員がきっちりとPKを決め、準々決勝のセレッソ大阪U-18戦に駒を進めた。
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