名門完全復活まであと1勝!帝京が昌平との関東勢対決制し、03年以来の決勝進出!
ゲキサカ / 2022年7月29日 18時16分
[7.29 インターハイ準決勝 帝京高 1-0 昌平高 鳴門大塚]
名門・帝京が19年ぶりの決勝進出! 令和4年度全国高校総体(インターハイ) 「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技は29日、準決勝を行い、関東勢対決となった帝京高(東京1)対昌平高(埼玉)戦は1-0で帝京が勝った。
02年度大会以来4度目の優勝を狙う帝京と、初の決勝を狙う昌平。2校はともにプリンスリーグ関東1部に所属し、昌平が首位、帝京が2位につけている。今年1月に開催されたNEW BALANCE CUP(通称:裏選手権)決勝で対戦し、0-0(雪のため30分1本)で引き分け、両校優勝。因縁もある両校がファイナルへの切符を懸けて激突した。
帝京は怪我を抱える司令塔のMF押川優希(3年)がベンチスタート。4-2-3-1システムのGKが川瀬隼慎(2年)、左SB島貫琢土(3年)、CB梅木怜(2年)、CB大田知輝(3年)、右SB並木雄飛(3年)、ダブルボランチが藤崎巧士(3年)と田中遥稀(3年)、左SH松本琉雅(3年)、右SH橋本マリーク識史(3年)、トップ下が伊藤聡太主将(3年)、1トップを齊藤慈斗(3年)が務めた。
一方の昌平は、前日に右足首を大怪我したCB津久井佳祐主将(3年)が欠場したのに加え、FC東京内定でU-19代表候補のMF荒井悠汰(3年)とU-17高校選抜MF篠田翼(3年)、MF長準喜(2年)の技巧派トリオがベンチ。GK上林真斗(3年)、左SB武村圭悟(3年)、U-17代表CB石川穂高(2年)、CB佐怒賀大門(2年)、U-16代表候補右SB上原悠都(1年)。ダブルボランチがゲーム主将の佐藤海空斗(3年)と土谷飛雅(2年)で2列目は右SH佐々木小太朗(3年)、左SH大谷湊斗(1年)、トップ下が伊藤風河(3年)、1トップを鄭志錫(1年)が務めた。
前半は拮抗した展開となった。立ち上がりは昌平がボールを繋ぎながら前進。8分には土谷の左FKにファーサイドから上原が飛び込んでゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドだった。
対する帝京はショートカウンターをチャンスに結びつける。10分に藤崎のインターセプトから連続シュートに持ち込むと、13分にも伊藤の巧みなフリックで松本が抜け出し、左足を振り抜く。
直後には昌平の土谷が敵陣DFラインでのこぼれ球を回収して一気に独走。だが、右足シュートはGK川瀬に阻まれ、こぼれ球から狙った一撃もCB大田にクリアされてしまう。互いに強度高く戦う中、昌平は石川、佐怒賀の両CBが中心になって相手の迫力ある攻撃を阻止。上原がインターセプトから一気に前進するシーンもあった。
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