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広島MF川村拓夢が大仕事!! 投入1分後にJ1初ゴール決勝点、鹿島は2連敗で優勝戦線遠のく

ゲキサカ / 2022年8月7日 18時18分

広島が2-0で勝利

[8.6 J1第24節 鹿島 0-2 広島 カシマ]

 J1リーグは6日、第24節を各地で行い、サンフレッチェ広島が鹿島アントラーズを2-0で破った。後半38分に投入されたMF川村拓夢が同39分にJ1初ゴールとなる決勝弾をマークすると、同アディショナルタイムにMFエゼキエウがダメ押し弾。終盤の猛攻で競り勝った。一方の鹿島は5戦勝ちなしの2連敗。首位横浜FMとの勝ち点差を縮められず、優勝争いが大きく遠のいた。

 広島県に米軍の原子爆弾投下が行われた1945年8月6日からちょうど77年。試合前には両チームの選手・スタッフ、サポーターが戦没者に黙祷を捧げ、広島の選手たちは特別シャツを着用して整列を行った。ホームの鹿島は前節の横浜FM戦(●0-2)から先発4人を入れ替え、DF常本佳吾、DFキム・ミンテ、DFディエゴ・ピトゥカ、FWエヴェラウドが新たに先発。広島は3日のルヴァン杯準々決勝・横浜FM戦(○3-1)と同じスターティングメンバーを並べた。[スタメン&布陣]

 最初のチャンスは鹿島。前半5分、FW鈴木優磨が敵陣右サイドでMF野津田岳人からボールを奪い切り、ゴール前にクロスを送り込むと、DF荒木隼人のクリアを拾ったD・ピトゥカがミドルレンジから狙った。だが、これは枠を捉えられず。対する広島は同10分、DF佐々木翔からMF満田誠への縦パスでスイッチを入れると、勢いある攻撃からDF塩谷司がロングシュートを狙うも、これも大きく枠を外れた。

 前半13分、広島は相手セットプレーの守備からビッグチャンス。セカンドボールを拾ったD・ピトゥカに満田が猛烈なプレッシャーをかけてボールを奪うと、ここにアプローチした鹿島DF広瀬陸斗のクリアがD・ピトゥカに当たってゴール方向に転がり、これを満田が拾ってペナルティエリア内に侵入する。しかし、マイナス方向への折り返しは常本のカバーに阻まれ、FWナッシム・ベン・カリファに通らず、得点機会を逃した。

 なおも攻める広島は前半17分、鈴木のパスをカットした満田が鋭い持ち上がりで中央突破すると、リトリートして守る鹿島守備陣を押し込みながら敵陣に侵入。最後は右サイドにスルーパスを流し、角度のないところからMF森島司が強烈なシュートを狙った。ところがこれはゴールわずかに左へ。その後は鹿島がエヴェラウド、鈴木、MFアルトゥール・カイキへのロングボールを有効に使って攻め込み、広島守備陣に脅威を与えたが、0-0のまま前半を終えた。

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