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広島MF川村拓夢が大仕事!! 投入1分後にJ1初ゴール決勝点、鹿島は2連敗で優勝戦線遠のく

ゲキサカ / 2022年8月7日 18時18分

 広島は後半開始時、ベン・カリファに代わってFWドウグラス・ヴィエイラを投入。立ち上がりからMF藤井智也の仕掛けで立て続けにチャンスをつくった。鹿島は同5分、右サイドを攻め上がったMF樋口雄太がクロスを送ると、ゴール前で処理したDF塩谷司の腕にボールが当たったかと思われたが、VARチェックの結果、ハンドの反則は取られなかった。

 そうして迎えた後半6分、鹿島にこの試合で最大のビッグチャンス。右に流れた鈴木がゴール前にハイクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んだA・カイキが高い打点からヘディングシュートを放った。だが、これは枠外。その後も鹿島は鈴木、エヴェラウドの屈強な競り合いで主導権を保ち、同11分にはD・ピトゥカのFKでチャンスを作るも、キムのシュートはGK大迫敬介に抑えられた。

 広島は後半20分、右サイドの藤井がドリブルで仕掛け、広瀬のファウルを誘ってペナルティエリア際でFKを獲得。キッカーの野津田はゴール前にライナー性のボールを蹴ったが、相手守備陣に阻まれた。同23分、鹿島は最終ライン裏へのボールにエヴェラウドが抜け出し、足を滑らせかけた荒木を振り切ったが、ドリブルで持ち出したところを荒木に追いつかれてシュートに至らず。荒木はすでにイエロー1枚もらっていたが、渾身のバックチャージでピンチを救った。

 その後は一進一退の攻防が続く中、後半34分、途中出場MFエゼキエウのスルーパスに抜け出したD・ヴィエイラが中央に折り返すも、満田には惜しくも合わない。だが、鹿島にここでアクシデント。DF三竿健斗との競り合いでゴール前に飛び込んだ満田と交錯したGKクォン・スンテが足を痛めて倒れ込み、一度はプレーを続行したが、その後も痛みを訴える素振りを見せ続けた。

 後半37分、鹿島は左サイドを攻め上がった広瀬のクロスがファーサイドに送り込まれると、鈴木が飛び込むもわずかに合わない。すると同38分、広島は柏に代わって川村を投入し、すぐさま試合を動かした。川村の横パスをMF松本泰志がフリックし、エゼキエウがゴール前に突進すると、右へのパスに右ウイングバック起用のDF野上祐貴が反応。ダイレクトの折り返しに川村が飛び込み、ワンタッチでゴールに押し込んだ。

 投入されたばかりの川村はこれがJ1リーグ初ゴール。鹿島との上位対決で値千金の一発を沈めた。その後は鹿島がロングボールを使って猛攻を仕掛けたが、アディショナルタイム5分、広島はロングカウンターからドリブルで突破したエゼキエウが追加点。そのままタイムアップを迎え、広島が5試合ぶりの白星を挙げた。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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