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トライし続けたU-17日本代表がBalcom BMW CUPで全勝V!春の悔しさも晴らす

ゲキサカ / 2022年8月12日 6時55分

U-17日本代表が優勝を喜ぶ

[8.11 Balcom BMW CUP第3日 U-17日本代表 5-1 クラブ・レオンU-18 広島広域公園第一球技場]

 ロス五輪世代のU-17日本代表が全勝V――。クラブ・レオンU-18(メキシコ)、サンフレッチェ広島ユース、広島県高校選抜U-18、U-17日本代表によって争われた「HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー」は11日、リーグ戦最終節を行い、U-17日本代表はクラブ・レオンU-18と対戦。FW後藤啓介(磐田U-18)の2ゴールなど5-1で快勝し、全勝優勝を果たした。

 3月のJヴィレッジカップは1歳年上に当たるU-17高校選抜に敗れるなど1勝3敗で終わっている。28年ロサンゼルス五輪世代の才能たちが、その悔しさも晴らす全勝V。大会MVPに選出されたMF大関友翔(川崎F U-18)は、「3月のJヴィレッジカップで悔しい思いをした選手が多かったですし、自分も悔しい思いをしたので絶対に優勝してやろうと思っていましたし、3連勝で優勝できたのは凄く良い雰囲気で終われたと思います」と微笑んだ。

 年代別メキシコ代表経験者も擁したクラブ・レオンU-18との最終節。引き分け以上で自力優勝が決まるU-17日本代表の先発は、GK小林将天(FC東京U-18)、右SB稲垣篤志(浦和ユース)、CB市原吏音(大宮U18)、ゲーム主将のCB畑野優真(横浜FMユース)、左SB飯田陸斗(京都U-18)、大関と由井航太(川崎F U-18)のダブルボランチ、右SH安藤阿雄依(清水ユース)、左SH行友翔哉(愛媛U-18)、そして後藤と貴田遼河(名古屋U-18)が2トップを組んだ。

 そのU-17代表がファーストプレーから迫力のある動きでクラブ・レオンに襲いかかる。1分、稲垣のループパスで快足MF安藤が右サイドを抜け出す。そして、高速クロスをニアの後藤が頭でゴールへ突き刺した。

 城和憲監督も「立ち上がりはボールが切れるまで絶対に100で追い続けるとか、そういう決め事は作っていて、よく実行してくれました」と頷いたように、試合開始から全員で積極的に動き、攻めたU-17代表のファインゴールだった。畳み掛けるU-17代表は4分に大関の縦パスで安藤が抜け出して決定的な右足シュート。6分にも大関の配球からDFを強引に振り切った行友の右足シュートがポストを叩く。

 8分、わずかな隙を突かれてMFヘクター・ヤエル・ウリベ・ゲバラにシュートまで持ち込まれたが、これはGK小林が好反応で阻止。相手に上手く守られてロストし、やや後退する時間帯の続いたU-17代表だったが、市原、畑野、大関を中心に相手を見ながらボールを動かすなど立て直して行く。

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