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“J対決”制した神戸がACL準々決勝へ!! 横浜FMはまさかの公式戦4連敗で16強の壁破れず

ゲキサカ / 2022年8月18日 22時19分

DF飯野七聖が先制ゴール

[8.18 ACL決勝T1回戦 神戸3-2横浜FM 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、埼玉スタジアム2002で決勝トーナメント1回戦を行い、ヴィッセル神戸が横浜F・マリノスとの日本勢対決を3-1で制した。前半7分にDF飯野七聖が先制ゴールを決めると、同11分にFW西村拓真のヘッドで追いつかれるも、MF佐々木大樹とFW小田裕太郎のゴールで加点。最後は1点を返されながらも振り切り、2020年以来2年ぶりのベスト8進出を決めた。

 J1首位を走る横浜FMと、現在16位に沈む神戸とのアジア決戦。神戸はリーグ前節の札幌戦(○2-0)から中4日で同じスターティングメンバーを起用し、FW大迫勇也が先発した一方、MFアンドレス・イニエスタとFW武藤嘉紀はベンチスタートとなった。対する横浜FMはリーグ前節の湘南戦が台風の影響で中止。10日のルヴァン杯準々決勝・広島戦(●1-2)以来の公式戦となり、7日のJ1第24節・川崎F戦(●1-2)で負傷交代したFW西村拓真が先発に入った。[スタメン&布陣]

 試合は序盤からオープンな展開となり、大きくスコアが動いた。まずは前半7分、横浜FMはDF實藤友紀の縦パスがMF汰木康也にカットされ、ここから神戸のカウンターがスタート。汰木は持ち味のドリブルで縦に突破し、右サイドにスルーパスを送ると、これに右サイドハーフ起用の飯野が反応。DF永戸勝也の追走を振り切ってゴール前に切れ込み、落ち着いて右足で流し込んだ。今夏サガン鳥栖から加入した飯野はこれが加入後初ゴール。ACLデビュー戦でさっそく大仕事を成し遂げた。

 もっとも横浜FMも譲らない。前半9分、テンポの良いパス回しで右サイドで攻撃を組み立て、最終ラインの實藤が右に鋭いパスを通すと、DF小池龍太がワンタッチでフリック。これに抜け出したFW仲川輝人がゴール前に低弾道のクロスを送り込み、後方から飛び込んだ西村がダイビングヘッドで押し込んだ。

 その後は神戸が優勢を保ち、前半15分、左サイドを汰木が鋭く突破し、横パスを大迫が収めて後ろに送ると、これに反応した山口がダイレクトで強烈なミドルシュート。だが、これは惜しくもクロスバーに弾かれる。同18分には中盤でボールを競り合った岩田のスパイク裏が大迫の頭に当たり、大迫は頭を押さえて転倒。だが、アリレザ・ファガニ主審はカードを出さなかった。

 なおも攻める神戸は前半22分、DF酒井高徳が佐々木とのワンツーで左サイドを攻め上がると、一度めのクロスは相手に阻まれたが、こぼれ球を拾ってすぐさまクロスを配給。これを大迫が頭で落とし、ペナルティエリア内に飛び込んでいた山口がダイレクトで狙った。しかし、これはGK高丘陽平がしっかり腕を出してスーパーセーブ。今季何度もチームを救ってきた横浜FMの守護神がここでも立ちはだかった。

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