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オフサイドの「意図的なプレー」新基準…Jリーグは9月から適用開始へ

ゲキサカ / 2022年8月23日 22時44分

 ①〜③の基準はこれまでも考慮されていたもので、④〜⑤は新たにつくられたもの。その中で①〜④を全て満たした場合にのみ「意図的にプレーした」と言える。また基準⑤はあくまでも考慮すべき点。ボールの移動、速さ、動きの方向という状況に加えて、ボールがグラウンド上にあったのか、空中にあったのかも、「意図的にプレーした」かどうかを判断するための基準になることが示されている。

 JFAは今季の開幕前に公開した「2022レフェリングスタンダード」の動画において、昨季の東京ヴェルディ対京都サンガF.C.戦の前半37分の事例を紹介し、京都DF荻原拓也に「意図的なプレー」があったとして、東京Vの攻撃はオフサイドにはあたらないとしていた。だが、今回のガイドライン変更により、荻原は「かろうじてボールに触っている状況」だとして、今後このプレーはオフサイドになると新たに結論づけられた。

 今回のガイドライン変更は競技規則自体の改正ではなく、定義の明確化にとどまるため、国際的には施行日は設定されず即時適用が原則。実際に、今夏開幕を迎えた欧州各国リーグをはじめ、現在東地区のノックアウトステージが行われているAFCチャンピオンズリーグにもすでに適用されている。

 一方、シーズン途中のJリーグでは9月からの適用となる。JFAは「競技およびプレーの結果に影響を及ぼす内容であるため、競技者および審判員、そして協議に関わる人々が理解した上で『プレーする、レフェリングする、競技を支える/観る』ことが必要である」と説明。すでに日本代表チーム、Jクラブ運営担当、現役審判員、インストラクターへの説明会を行っており、慎重に準備を進めているようだ。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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