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3年ぶりのSBSカップ開幕。ウルグアイとの熱戦の中で「枠を広げた」U-18日本代表が1-0勝利!

ゲキサカ / 2022年8月26日 0時5分

後半40+2分、決勝点を喜ぶU-18日本代表イレブン

[8.25 SBS杯第1節 U-18日本代表 1-0 U-18ウルグアイ代表 藤枝総合]

 U-18ウルグアイ代表、U-18ウズベキスタン代表、U-18日本代表、そして静岡ユース(静岡県高校選抜)が優勝を争う「2022 SBSカップ国際ユースサッカー」(静岡)が25日、開幕した。開幕試合でU-18日本代表とU-18ウルグアイ代表が対戦。後半40+2分にMF根本鼓太郎(桐蔭横浜大)が決勝点を決め、U-18日本代表が1-0で勝利した。

 今回、04年生まれ以降で構成されたU-18日本代表の指揮を執るのは、U-19日本代表と兼任の冨樫剛一監督。U-19日本代表は、今年9月にAFC U20アジアカップ予選(23年U-20ワールドカップアジア1次予選)に出場する。冨樫監督はこのU20アジアカップ予選、また年明けのU20アジアカップへ向けて、「チャンスだと思います、彼らにとって」と説明。上の世代の代表チームへ“個人昇格”を狙う選手たちが、強敵との国際試合でチャレンジし、見事に勝ち切った。

 U-18日本代表は4-3-3システム。GKは中村圭佑(静岡学園高)、右SB都築駿太(流通経済大柏高)、CBヴァン・イヤーデン・ショーン(横浜FCユース)、CB高井幸大(川崎F U-18)、左SB高塩隼生(横浜FCユース)、中盤はアンカーに下田栄祐(鹿島ユース)が入り、インサイドハーフが松村晃助(横浜FMユース)とゲーム主将の徳永涼(前橋育英高)。3トップは右から荒井悠汰(昌平高)、高橋輝(大宮U18)、名願斗哉(履正社高)が構えた。

 ウルグアイは長距離移動の疲れもあり、前から奪いに行くのではなく、やや重心を下げてカウンター狙い。その相手に対して日本はボールを保持し、ヴァン・イヤーデンと高井から攻撃を組み立てていく。

 11分には、右サイドから中へ切れ込んだ荒井がスルーパス。これで名願が抜け出したが、打ち切れない。13分には高井、徳永から2本の縦パスが通り、抜け出した高橋が左足を振り抜く。

 徳永、松村が積極的にスペースを狙って攻撃に厚みを加えた一方、ビルドアップでのミスからピンチも。冨樫監督は「(ウルグアイは)伝統的にカウンター一発で沈めて来ているチームなのでその怖さは80分間感じていました」と振り返る。

 33分には右クロスを名願が折り返し、荒井が強引にシュートへ持ち込むもウルグアイDFがブロック。日本は荒井、名願の強力な両翼が個人技も交えて切り崩そうとするが、ウルグアイの守りは堅く、なかなか攻略することができない。38分には果敢な仕掛けを繰り返していた荒井が、MF阪田澪哉(東山高)と緊急交代するアクシデントもあった。

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