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国体を戦えなかった世代がSBSカップで“王国”の実力示す!静岡ユースがPK戦でU-18日本代表撃破!

ゲキサカ / 2022年8月26日 22時14分

静岡ユースがPK戦でU-18日本代表に勝利。喜びを爆発させた

[8.26 SBS杯第2節 静岡ユース 1-1(PK4-3)U-18日本代表 草薙陸]

 U-18ウルグアイ代表、U-18ウズベキスタン代表、U-18日本代表、そして静岡ユース(静岡県高校選抜)が優勝を争う「2022 SBSカップ国際ユースサッカー」(静岡)は大会2日目の26日、U-18日本代表対静岡ユースの注目対決が行われ、静岡ユースが「代表」からの白星を勝ち取った。静岡ユースは後半アディショナルタイムにFW斉藤柚樹(清水ユース)のPKで追いつき、PK戦でGK石坂地央(藤枝東高)が2本を止める活躍。1-1(PK4-3)で勝ち、今大会の通算成績を1勝1敗とした。

 SBSカップを戦う静岡ユースは例年、U-16選抜時に国体(19年、静岡は国体で21回目の日本一)を戦ったチームがベース。だが、今年の高校3年生はコロナ禍で国体を戦うことができなかった世代だ(20年鹿児島国体は開催されず、23年に延期)。

 今年3月のヤングサッカーフェスティバルでようやく県選抜として戦うことができ、SBSカップは22年「静岡」にとって大きな舞台。鈴木啓史監督は「どうやってチームを作っていくのか、どうしたら試合に向けて強くなって行けるかとかを本当にミーティングしたり色々なことを使ってやりました」と説明する。

 前日はU-18ウズベキスタン代表相手に2度リードを奪いながら、終了間際の失点で追いつかれ、PK戦で敗戦。だが、そこでSBSカップで国の代表チームと戦うことの厳しさ、守備強度、「1対1で負けないという気持ちの部分が大事」(鈴木監督)などを学んだ。そして、この日は指揮官が「最初に選手たちに言った、上手くて、速くて、泥臭く、粘り強くというところが体現されていて、逞しく思います」という戦い。見事に「代表撃破」を果たした。

 U-18日本代表はU-18ウルグアイ代表に勝利した前日から先発7人をチェンジ。4-3-3システムのGKが栗林颯(鳥栖U-18)、右SB都築駿太(流通経済大柏高)、CB小澤晴樹(大宮U18)、CB高井幸大(川崎F U-18)、左SB石川晴大(清水ユース)、アンカーがゲーム主将の坂井駿也(鳥栖U-18)、インサイドハーフが徳永涼(前橋育英高)と根本鼓太郎(桐蔭横浜大)、3トップは右から阪田澪哉(東山高)、五木田季晋(川崎F U-18)、名願斗哉(履正社高)が並んだ。

 一方の静岡ユースは4-4-2システムでGK石坂、右SB渡辺啓佳(清水ユース)、CBがゲーム主将の行徳瑛(静岡学園高)と松田和輝(磐田U-18)、左SB石川瑠紀(清水桜が丘高)、中盤は亀谷暁哉(磐田U-18)と岩崎圭吾(沼津U-18)のダブルボランチで右SH高橋隆大(静岡学園高)、左SH安藤阿雄依(清水ユース)、2トップは斉藤柚と山藤大夢(富士市立高)がコンビを組んだ。

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