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欧州視察中の森保監督が各選手の現状に言及「拓実が良い選手であることは間違いない」

ゲキサカ / 2022年9月2日 20時58分

 森保監督は今後、ドイツ・デュッセルドルフで行われるキリンチャレンジカップ2試合まで欧州で視察を続ける予定。今週末は2日のクラブ・ブルージュ対セルクル・ブルージュでFW上田綺世、3日のゲンク対シントトロイデンではGKシュミット・ダニエル、FW林大地、DF橋岡大樹、MF香川真司、FW岡崎慎司、4日はボルシアMG対マインツでDF板倉滉をチェックする。

 この日の視察を控える指揮官は東京五輪世代から期待をかけてきた上田について「初めての海外移籍でそう簡単にはいかない厳しい現状の中で戦っているのかなと思っている。直近の試合では得点を取ることができ、今日の試合でどう変わっていくかは楽しみ」とし、「彼もヨーロッパ、ベルギーに来て、そこでFWとして確固たるポジションを築きたいと思うが、トップ下をしたり、中盤に降りてプレーすることをチームに求められ、いろんな葛藤があると思う。日本人がヨーロッパで戦う中で、トップとして評価されづらいという難しいところはあるかもしれないが、得点感覚があって、FWとしてヨーロッパとしてできると思うので、チームの監督にFWとして評価してもらって結果を出してほしい」と期待を語った。

 ヨーロッパでは試合視察を中心に活動している森保監督。8月上旬の取材対応では「欧州視察で個人面談もできると思うので、現在の彼らの様子を聞きながら代表での考え方を選手の負担にならない程度に話していこうと思っている」と述べていたが、クラブ方針などにより試合後の選手と対面できないケースもあり、「時間的に深い話はたくさんできない」という。

 そのためコミュニケーション面はJFAオフィスと訪れた選手と入念に行いながら、遠方は斉藤俊秀コーチらがクラブを巡回中。「プライベートな時間で次に向けての戦術的なことを話したり、選手の現状を聞いたりし、手分けをしてヨーロッパを回って情報の共有をしている」といい、スタッフで分担しながらW杯に向けた視察・選考作業を進めているようだ。

 そうして挑む9月のキリンチャレンジカップ2試合へ。森保監督は「W杯でドイツ、コスタリカ、スペインと戦うという中で、これまでの対戦国の試合を見て、いろんなデータをもとにそこに向けていい準備はしていかないといけない」と本大会への取り組みに配慮しつつも、「先を見据えながらも一番大切な今を戦っていくことをやっていかないといけない。気持ちはW杯に向かっていくというのがあるが、先を見据えながら今をどう戦っていくかのバランスを見ながら、しっかり積み上げられるようにしたい。しっかりとしたマインドを持って今をしっかり戦っていかなければW杯にもつながっていかない。しっかりとバランスを持って戦っていこうと思う」と親善試合にフォーカスしていく姿勢を強調した。

(取材・文 竹内達也)★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
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