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eFootballを「世界で一番やり込んだ」男…世界制覇を果たした東京ヴェルディeスポーツTakaki、その努力の軌跡とは

ゲキサカ / 2022年9月6日 7時1分

──グループリーグ突破で、次は優勝決定戦でした。
「待ち時間が長かったので、グループAに出場していた日本人のしし選手から、決勝の対戦相手について聞きました。ボールをよく蹴ってくるとは聞いていて、実際に試合をすると、その通りボールを蹴ってきてくれました。僕としてはやりやすかったです」

──決勝はかなり優位に試合を運んでいましたね。
「結果的には4-0で圧倒したんですけど、相手の選手がちょっと緊張しているなという感じがしました。ロングボールの対策を練って、僕は落ち着いてしっかりボールを持って攻めていこうと。先制点を取られると、ロングボールを蹴られて守備的な形に持っていかれるので、先制点を取ることが大事だと思いました」

──対戦相手は南米ペルーの選手でしたが、大陸別でプレーに違いはあるんでしょうか。
「ヨーロッパと南米でやってくるサッカーは少し違います。南米の選手は、少しでも負けそうになるとガンガン攻めてくる。前にガンガン来て、負けていたら攻守レベルは全部上げる。点を取られてもいいから点を取りに行こうという感じでした。ヨーロッパは逆に、点を取られてもそんなに来ない。落ち着いている印象があります」

──クラブ選択はモナコにされていました。このチョイスは“鉄板”なんでしょうか。
「世界大会の出場者でいうと、僕ともう一人だけ。バイエルンやバルセロナが多い印象ですね」

──なぜモナコを選ばれたんですか。
「実在するプロクラブ同士の対戦であるeFootball Proでモナコが優勝していたんです。メンバーは昨シーズンのもので南野拓実もまだいないんですが、DF陣もフィジカルや高身長の選手が揃っていました。レアル・マドリーに移籍したオーレリアン・チュアメニなど使いやすい、スキルを持った選手もいます。3トップも、足が速いウィサム・ベン・イェデル、ケビン・フォラント、マイロン・ボアドゥといった特徴を持った選手たち。ベン・イェデルはすごく使いやすいです。最初はシンプルにベン・イェデルを使いたいと思っていたんですが、チームの能力を見ていくうちに全体的に戦力が揃っていることに気づきました」

たゆまぬ努力は裏切らない──優勝までの道のりは大変でしたか。
「去年の大会でエビプール選手に負けてからずっと悔しかったんです。負けた後もめちゃくちゃやり込んで、eFootballが出てから僕が世界で一番やり込んでいるんじゃないかというくらいでした。トップレベルの人を見ても、試合数は倍以上はやり込んでいましたし、実力的にも精神的にも、自分だったら負けないという自信はつきました」

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