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北野先制、千葉連続ハット。U-19日本代表が要警戒のパレスチナを8-0で圧倒

ゲキサカ / 2022年9月17日 1時27分

 この策が面白いようにハマったのが前半26分のことだった。佐野の展開を起点とした攻めから右SBの中野伸哉が早めのロングクロスを入れると、これを佐野がファーサイドにて頭でしっかりとミート。ヘッドでのシュートが相手GKを襲い、ボールはゴールへ。ここに抜け目なく詰めた北野が最後のワンタッチを決めて、待望の先制点となった。

「先制点で相手が攻めないといけなくなってやりやすくなった」と坂本が振り返ったように、ここからは完全な日本ペースに。直後の28分にはDF松田隼風(水戸)のCKからMF福井太智(鳥栖U-18)がゴールを奪う。「昨日のミーティングで話が出たので狙っていた」(福井)というプレーが実った形で追加点を奪い取る。

 さらに前半終了間際の45分には、再び中野のクロスから北野がヘッドで狙うと、相手GKが防いだこぼれ球に坂本が詰めて、3点目。「北野が打つとき、こぼれてくるなと思っていた」と言う嗅覚の冴えるゴールで試合の大勢はほぼ決まった。

「だいぶ気持ちが落ちているように見えた」と福井も語ったように、暑さによる疲労に加えて士気も落ちた相手を後半から日本は圧倒。後半開始早々に坂本のPKから4-0と点差を広げると、交代出場のFW千葉寛汰(今治)のハットトリック、同じく交代出場のMF熊取谷一星(明治大)のミドルシュートなどがパレスチナゴールを揺らして、8-0と大きく差を広げた。

 後半アディショナルタイムにパレスチナが意地の反撃を見せて決定機を作られる場面もあったが、そこもGK木村凌也(日本大)がビッグセーブで阻止。3試合連続の完封勝利で、勝点を9に伸ばすこととなった。

(取材・文 川端暁彦)●【特設】AFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選特集

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