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日大藤沢で育った“規格外の素材”198cm森重陽介。育成のバトン受け継いだ清水・内藤スカウト部長「新たなミッションを課せられた」

ゲキサカ / 2022年9月17日 6時30分

 さまざまな人々の支えを受け、次に進むステージはプロの舞台。もちろん結果が問われる世界ではあるが、育成のバトンも受け継がれることになる。森重が担うFW、CBのポジションで高卒プレーヤーがすぐに結果を出せるケースはごくまれ。結果が求められる中でも、我慢強く、将来を見据えて育てていくミッションがクラブには求められる。

 それについては清水の内藤スカウト部長も「森重くんを獲得するにあたっては、今後のところが一番の焦点になる」と織り込み済みだ。

「来年の2月からキャンプが始まるが、そこにはスタメンを狙ってプロの選手が集まってくるわけで、当然そこから競争が始まる。身体もようやく落ち着いてくるところで、筋力的なところも含め、そのつど私たちが現場の中で彼のパフォーマンスを見ながら、何が彼に必要なのかを考えていかないといけない。ここから先は実戦しかないということもあるが、特にプロとして身体ができつつあるところに実戦を供給していくことが大事。もしJ1ですぐに出場機会がなければそのほかも考えるし、レンタルなのか、海外で経験を積むのか、いろんな選択肢がある。そこはプレーの確保をしながらクラブが方向性を出していくことが必要だと思う。ただ海外に……と言えば見栄えはいいが、出場機会が少なければ何もならない。そこはチームがコントロールしながらやっていきたい。まずはトップチームで出てもらえれば問題ないし、一番はそれが目的だが、そこから逆算して、通過点を見極めて、一番いい刺激を与えていかなければならない」

 そんなビジョンを明かした内藤スカウト部長は「ポジションのことも含めて、新たなミッションを課せられたと捉えている。それを背負って、今までになかった規格外の選手を出していければ」と展望。「育成畑を踏んできているし、彼に対する育成の意欲がある」という今季途中に就任したゼ・リカルド監督とも協力しながら、大切に育てていく意向を示した。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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