[NB CHAMPIONSHIP U-16]強度高い攻防戦。帝京が前回王者・飯塚を1-0で振り切り、2連勝!

　それでも帝京は、CB梅永隼汰とCB江原士竜を軸とした堅守から、パワフルなFW犬塚瑠夏や江下が局面を打開して前進してくる飯塚の反撃を闘将・GK大橋藍中心に封じ切って1-0勝利。大舘は「気持ちの面で負けないで、上手くやりあって勝てたと思います。インターハイとか選手権とか想定した時にどんな試合も勝ち切ることが大切だと思うので、勝ち切れたことには素直に喜んで良いかなと思います」と語り、松澤コーチも「あんなパワフルなチームとやれたのは良かった」と評価していた。

　帝京はRookie League関東で3位。2位に入れず、U-16全国大会出場は叶わなかった。だが、松澤コーチは「36人、みんな伸びてくれている。頑張ってくれている」。また永田は「日々の練習からしっかりやり合っていて、そこで成長しているかなと思います。(今大会は) 1年生ラストなのでやり切ります」と誓った。「newbalance CHAMPIONSHIP U-16」で強豪校とのゲームを1試合でも多く経験し、成長すること。そして、名門・帝京は本気で優勝を目指し、インターハイ準優勝の先輩たちを超えてタイトルを勝ち取る。

(取材・文　吉田太郎)