[NB CHAMPIONSHIP U-16]雨中の強豪対決。判断良く戦った市立船橋が米子北を2-0で下し、ブロック首位で決勝T進出!
ゲキサカ / 2022年9月18日 12時44分
[9.18 NB CHAMPIONSHIP U-16予選リーグ第3節 市立船橋高 2-0 米子北 時之栖裾野G]
U-16(高校1年生)の強豪32チームが優勝を争う“全国大会級”のフェスティバル、「newbalance CHAMPIONSHIP U-16」(静岡県御殿場市・裾野市)は18日午前、予選リーグ最終節を行い、16チームが決勝トーナメント進出を決めた。Dブロックの首位・市立船橋高(千葉)と3位・米子北高(鳥取)との一戦は、2-0で市立船橋が勝利。市立船橋はブロック首位で予選リーグ突破、一方の米子北は4位で敗退となった。
自力での決勝トーナメント進出を決めるためには、市立船橋は引き分け以上、米子北は勝つしかない状況で迎えた強豪対決。朝からの大雨によってピッチは水が浮いている状況、試合開始後の強雨でさらに水溜りが増え、ボールが不規則に止まる難しいコンディションでの戦いとなった。
前半5分、米子北MF樋渡連音が水溜りで止まった相手バックパスをインターセプト。ラストパスをMF落合翔覇が左足で狙う。対する市立船橋は10分、FW金子竜也がカットインから右足シュート。こぼれをMF渡部翔太が左足で狙うもポストに弾かれた。
トーナメント進出のために先制したい米子北は、注目ストライカーのFW鈴木颯人が不在。その中で抜け出し鋭いFW西尾潤星が推進力を持って幾度もPAへ侵入し、またハイプレスの急先鋒にもなっていた。
米子北は、コーチングと前への強さが特長のCB安田幸太郎と前日の好プレーで先発を勝ち取ったCB藤田航輔の両DFが中心となって最終ラインを支え、実力派右SB楠元紀のロングスローや樋渡のドリブルなども交えてゴールを目指す。
だが、市立船橋は二瓶良太コーチが「(どのような状況になるか分からないので)中で判断して行こうと。徹底して選手がやってくれました」と頷いたように、雨中の戦い方を徹底する。DF片桐大貴を中心としたDF陣が後方から声を掛け続け、MF松本琉維とMF曽田敬信の両ボランチがセカンドボールを回収。松本のスペースへの浮き球パスからパワフルなFW金子が泥臭くゴールへ向かうなど、米子北DFにプレッシャーを掛ける。
米子北は西尾が抜け出しからGKをかわすようなシーンが1度2度とあったが、シュートが水溜りでストップ。反応の速い市立船橋DFにかき出され、チャンスをモノにすることができない。
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