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全日本大学選抜は山田新2発も“鬼門”韓国で勝てず…互いに日韓戦ホーム負けなしの因縁は続く

ゲキサカ / 2022年9月19日 16時41分

 1点ビハインドで迎えた後半、日本は落合に代えてFW小森飛絢(新潟医療福祉大4年=富山第一高/千葉内定)を投入。巻き返しを図るが、後半7分には韓国に右サイドからの突破を許し2点目を許してしまった。

 しかし0-2とリードを広げられたが、ここから日本の反撃が始まる。失点から4分後の後半11分、相手DFとの競り合いをかわしてゴール前に抜け出した山田新が、落ち着いてシュートを突き刺し1点差に。このゴールで勢いに乗った日本は、その後も山田、齊藤らが積極的な攻撃で韓国ゴールに迫る。

 後半19分には、倍井に替わりMF泉柊椰(びわこ成蹊スポーツ大4年=神戸U-18/神戸内定)がピッチに送り出されると、泉が入りばなのプレーでゴール前に絶好のパスを入れる。これを再び山田が決め、ついに日本が同点に追いついた。

 勢いに乗った日本は主導権を奪い返してたびたび好機を演出。後半30分には、小森が抜け出してゴールを決める。だが逆転かと思われたこの得点は、その前のプレーがファウルと判断されて"幻のゴール"に。その後は韓国GKの好守もあり、2-2のまま90分が終了。試合は延長戦にもつれこんだ。

 延長戦でも日本が優勢に試合を進め、後半途中に出場したMFオナイウ情滋(新潟医療福祉大4年=正智深谷高/仙台内定)、MF寺山翼(順天堂大4年=FC東京U-18/FC東京内定)らが起点となってチャンスを作る。

 しかし韓国の堅い守りをなかなか突破できず、無得点のまま延長後半へ。延長後半からはDF速水修平(常葉大4年=磐田U-18)、MF水野颯太(桐蔭横浜大4年=常葉大附橘高/甲府内定)の2人を投入して流れを変えようとするが、韓国が一気に攻勢に転じる。そして延長後半5分、韓国はカウンターからチャンスを作ると、先制点を決めたイ・サンヒョクに再び決められ勝ち越し点を許してしまう。

 日本はその後、MF藤井海和(流通経済大2年=流経大付属柏高)を投入して同点を目指すが、韓国はGK以外のほぼ全員が日本陣内に入る徹底的な守備でゴールを許さない。結局、2-3のまま試合は終了。韓国が勝利し、大会通算成績を8勝8敗2分とした。

 これまで日韓どちらもアウェーでの勝利がない本大会だが、今回もまたホームチームが勝利となり、日本の"アウェー初勝利"は叶わず、因縁は来年以降の戦いにも続くことになった。

(取材・文 飯嶋玲子)

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