1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[MOM4010]磐田U-18DF松田和輝(3年)_ポテンシャル抜群のCBが「スタメン復帰戦」で1ゴール1アシストと連敗ストップに貢献!

ゲキサカ / 2022年9月20日 19時47分

1ゴール1アシストで勝利に貢献したジュビロ磐田U-18DF松田和輝

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.18 高円宮杯プレミアリーグWEST第15節 G大阪ユース 1-3 磐田U-18 OFA万博フットボールセンター グラウンドB]

 なかなか試合に勝てない悔しさも、スタメン落ちを味わった悔しさも、そのベクトルは、全部自分へ向けることに決めた。再び巡ってきたこのチャンス。今できることを全力でやることだけが、この状況を打破するための唯一の方法だと信じて、ピッチへと足を踏み入れたのだ。

「2連敗した時点では試合に僕も出させてもらっていて、負けるということは失点しているということですし、そこは責任を感じていた中で、前節はスタートから出られなくて凄く悔しい気持ちでしたし、途中から出ても僕が抜かれて失点したことが、自分の中で凄く引っ掛かっていて、今週の1週間はとにかく集中して、元々出ている選手よりもいろいろな面で熱量を持ってやることを意識していました」。

 逆襲を期したジュビロ磐田U-18(静岡)のナンバー7。DF松田和輝(3年=ジュビロ磐田U-15出身)はスタメン復帰した一戦で、1ゴール1アシストという確かな結果を叩き出し、勝利に大きく貢献してみせた。

 チームは苦境を迎えていた。中断を挟んで、リーグ戦ではまさかの3連敗。前節は名古屋グランパスU-18相手に、ヤマハスタジアムで1-4と敗れる屈辱を突き付けられる。SBSカップで静岡ユースの一員として存在感を示した松田はベンチスタート。2点ビハインドの後半15分から投入されたものの、4分後にあっさりとマーカーにかわされ、4失点目を献上するなど、悔しさのみが募る出場時間を過ごすことになる。

 連敗脱出を狙って、万博に乗り込んだガンバ大阪ユース(大阪)と対峙するアウェイゲーム。前田遼一監督は前節から敷いている3バックの右CBとして、松田をスタメンでピッチへ送り出す。

 自分に求められている役割はわかっている。「去年はサイドバックで運動量に自信を持ってプレーしていましたし、今日のミーティングでも『3バックもチャンスがあったらどんどん攻撃参加していい』と監督からも言われていたので、そこは自分の強みを出すチャンスだと思いました」。攻め倒す覚悟は決まっていた。

 前半21分。右ウイングバックのDF李京樹(2年)がボールを持つと、7番が全速力で追い越していく。「京樹が良いタイミングで出してくれましたし、あの角度は結構自分の中でも良いイメージを持っていたので、とにかく枠に向けて振り抜いた感じです」。右足一閃。軌道は“ニア上”を豪快に貫いてみせる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください