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相馬勇紀「ここに選ばれるために闘志を燃やしてやってきた」E-1大活躍でカタール選考入り! 猛アピール再現なるか

ゲキサカ / 2022年9月23日 5時18分

相馬勇紀「ここに選ばれるために闘志を燃やしてやってきた」E-1大活躍でカタール選考入り! 猛アピール再現なるか

 EAFF E-1選手権で3ゴールの大活躍を見せたMF相馬勇紀(名古屋)が、カタールW杯直前の日本代表入りで闘志を燃やしている。2021年夏には東京五輪を経験したが、欧州組も含めたA代表はこれが初参加。「下から成り上がった組として、自分の良さを発揮して、チームに貢献できるプレーを意識していきたい」と力強く語った。

 相馬は19年12月、前々回のE-1選手権でA代表デビュー。その後は東京五輪世代の代表チームで主に活動してきたが、五輪後のA代表には入り込むことができなかった。その間、W杯最終予選では同世代のMF田中碧(デュッセルドルフ)、MF三笘薫(ブライトン)が華々しい活躍を披露し、本大会の出場権獲得に大きく貢献。後に続こうというモチベーションは大きかったという。

「一緒に戦っていた仲間が最終予選でW杯を決めている姿には、応援している気持ちと、自分もそこでやりたいという気持ちがあった。その時は、選ばれる結果を自分自身も出せていなかったけど、ここに選ばれるために闘志を燃やしてやってきた」

 そんな相馬は今年7月、再びE-1選手権でA代表に選出。国内組の攻撃を牽引し、3ゴールを挙げて大会得点王を受賞すると、今回のドイツ遠征への切符を掴み取った。「チャンスが目の前にあるのでそれを掴めるようにしたいし、チームはもうW杯に向かっているのでそこの両立をしっかりやっていきたい」。冷静に、それでも熱く。2か月後に迫る本大会へのサバイバルレースを前向きに走っている。

 現在の日本代表ではすでに三笘、MF伊東純也(スタッド・ランス)といったドリブラーが名を連ねるが、局面の突破力では相馬も負けてはいない。「一発は持っていると思っているし、特に初見の相手は瞬発力でほぼ確実に抜けると思っているので、一つ目のチャンスで仕留めるところは特に意識しながらやりたい」。警戒必至の両選手とは対照的に、国内組で情報の少ない自身の立場を逆手に取っていく構えだ。

 またE-1選手権の得点パターンにも表れているように、相馬の武器は決してドリブルだけではない。香港戦では直接FKを決めてプレースキック精度の高さを見せつけると、2点目は逆サイドからのクロスにニアサイドまで飛び込む形で奪取。また大一番となった韓国戦では166cmと小柄ながらも、ファーサイドに飛んできたクロスをヘディングシュートで押し込んだ。

 こうしたバリエーションの豊かさは、小さな身体でも世界レベルの戦いを意識し続け、積み上げてきた努力の賜物だ。

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