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若手の姿勢を歓迎した長友「今までの代表はここまで意見を言い合える関係性はなかったんじゃないか」

ゲキサカ / 2022年9月23日 12時1分

先頭を走るDF長友佑都

 日本代表DF長友佑都(FC東京)がキリンチャレンジカップ・アメリカ戦を翌日に控えた22日、現状のチームの雰囲気に手応えを語った。「すごくいいディスカッションが日々、ミーティングでもそうだし、練習の中でも繰り広げられている」。その成果をまずはドイツ遠征の2試合で発揮していくつもりだ。

 W杯過去3大会を不動の左サイドバックとして支えてきた長友。現在の代表ではDF中山雄太(はダースフィールド)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)が台頭し、厳しいレギュラー争いに巻き込まれている中、「メンバーに入るためにみんな必死だし、これだけレギュラー争いが激しいと一瞬たりとも気が抜けない。ピリピリした感じ、緊張感はすごく僕自身も充実していて、楽しんでいる」と現在の心境を語る。

 一方、過去3大会を戦った経験から「レギュラー争いがありつつも、チームとして一つにまとまって、一つの目的や方向に進まないといけない」と強調。「メンタリティーの部分ではみんな海外でやっているし、W杯を経験している選手もいるので問題ない。あとはディテールのところ」と述べ、W杯本大会を見据えたチームの戦い方を定めていく必要性を口にした。

「アメリカ代表と戦うけど、ドイツ、コスタリカ、スペインをイメージしながら、ピッチの中で起きることを想定して戦わないといけないと感じている。これは選手の中でも話しているし、監督、スタッフとも連係を取ってコミュニケーションを取れているので素晴らしい時間になっているのは間違いない」

 そう手応えを語った長友は23日に対戦するアメリカ代表の裏に、W杯本大会初戦で挑むドイツ代表の存在を見ている。「ドイツ代表のイングランド戦とイタリア戦のデータも見たけど、ポゼッションで60%を超えていたりする。ボール保持のところで圧倒しているが、前からプレスをかけて相手陣地でサッカーをする。そこはアメリカも結構前からガンガン来るので、そこはどういうふうにプレスを剥がしていくか」。アメリカのハイプレッシャーを警戒しつつ、「プレスが来たときにどうポジション取って、どう連動して出せるかというのは話せている」と取り組みが進んでいることを明かした。

 また守備面でもドイツ代表のポゼッションに対し、どうプレッシャーをかけていくかが試される。

「僕らも前から行きたいけど、なかなかイタリア、イングランドも行っているけど簡単に剥がされて前に持ち運ばれたりしているので、そこは頭に入れつつ、時間帯、勝っている負けているのシチュエーションを踏まえて、前から行くべきか、守ってショートカウンターを狙うかというのは、もっとチームの中で共通認識を持っていかないといけない。ディテールはもう少し詰めたい」

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