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CB行徳瑛主将が名古屋、10番MF高橋隆大がG大阪内定!静岡学園で磨いた個性を選手権、プロの世界で

ゲキサカ / 2022年10月4日 11時5分

静岡学園高のCB行徳瑛主将(右)が名古屋グランパス、10番MF高橋隆大(左)がガンバ大阪へ

 強烈な個性を持つ静学の2人がプロ入り! 4日、静岡学園高(静岡)のCB行徳瑛主将(3年=静岡学園中出身)が名古屋グランパスへ、10番MF高橋隆大(3年=ガンバ大阪ジュニアユース出身)がガンバ大阪へ、それぞれ23年シーズンから新加入することが各クラブから発表された。

 行徳は185cmの長身CB。技巧派軍団・静岡学園で磨かれたテクニックが強みで、空いたスペースへ運ぶドリブルとフィード力は他のCBにはない武器だ。また、プレミアリーグWESTで5得点を挙げるなど、空中戦の強さを攻守で発揮。味方のピンチを救うカバーリングやインターセプト、また苦しい時にチームを救う力を高く評価され、「歴史があってサポーターの方たちも熱がある。雰囲気や環境面だったり、色々な部分で素晴らしいチーム」という名古屋入りを決めた。

 一方の高橋は身長150cm台と小柄だが、ドリブルの突破力は世代最高レベル。独特のタッチ、リズムのドリブルでDFを抜き去り、左右両足から強烈なシュートを決める。得点力が向上した今季はプレミアリーグWESTで6得点。名門校でテクニックを磨き上げ、「人気あって、自分はめちゃくちゃ大好きなクラブ」という“古巣”G大阪からプロ入りすることになった。

 2人は下級生時から先発を務め、年代別日本代表も経験。激しい競争の中で武器を伸ばした2人について、静岡学園の川口修監督は「2人に関してはプロでやっていける、という感触はあります」と背中を押す。

 MF大島僚太(川崎F)やMF旗手怜央(セルティック)ら数々の名手を輩出している静岡学園で磨かれたのは、テクニック。静岡学園の中高6年間掛けて徹底的にテクニック向上を目指してきた行徳は、「求められる基準はどこのチームよりも高いと思いますし、そういった部分は自分の成長にも大きく繋がってきている。静学でやってきた足下の技術、CBで足下あるのは強みだと思いますし、あとヘディングとフィードは武器にしてやっているので見てもらいたいです」という。

 そして、「個というのはずっと大事にしてきているチームであるので、そこで取り組み続けたことを出せなかったらやってきた意味がない。個を出しながら結果としてチームに大きく貢献できるというのが一番だと思う。その良さをどんどん活かして還元できるプレーをしていきたい」と意気込む。

 また、高橋はG大阪ジュニアユース時代に10番を背負い、全日本ユース(U-15)選手権で優勝しているが、静岡学園で意識の変化とともに「根本的に技術は凄く上がったなと思います。ドリブル技術は静学来て良かった。静学で伸びたなと」と言い切る。

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