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[国体少年男子]右SB加治佐がスーパーゴール!神奈川県が雨中の決勝で青森県下し、17年以来の日本一!

ゲキサカ / 2022年10月6日 21時1分

神奈川県が全国制覇を果たした。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.6 国体少年男子決勝 青森県 1-2 神奈川県 真岡市総合運動公園 陸上競技場]

 神奈川県が日本一! U-16の都道府県選抜日本一を争う第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」サッカー競技少年男子の部は6日午後、決勝戦を行った。初優勝を狙う青森県と5年ぶり8回目の全国制覇を目指す神奈川県が激突。神奈川が2-1で勝ち、日本一に輝いた。

 初の決勝進出を果たした青森県は登録16人全て青森山田高の選手。4-4-2システムのGKは磯村颯(青森山田高、1年)、右SB澤田篤志(青森山田高、1年)、CB伊藤柊(青森山田高、1年)、CB山本虎主将(青森山田高、2年)、左SB小沼蒼珠(青森山田高、1年)、ダブルボランチが山口元幹(青森山田高、1年)と、谷川勇獅(青森山田高、1年)、右SH三浦陽(青森山田高、1年)、左SH西尾啓汰(青森山田高、1年)、2トップは浅野瑠唯(青森山田高、1年)と川口琥牙(青森山田高、1年)がコンビを組んだ。

 一方の神奈川は優勝した17年以来の決勝進出。8回目の優勝を懸けた決勝は4-2-3-1システム。GKが折原怜(大和高、2年)、右SB加治佐海(川崎フロンターレU-18、1年)、CB山中大輝(川崎フロンターレU-18、1年)、CB埜口怜乃(横浜F・マリノスユース、1年)、左SB布施克真(日大藤沢高、1年)、ダブルボランチが高橋友矢主将(横浜FCユース、1年)と德田佑真(横浜F・マリノスユース、1年)、右SH上西遥喜(横浜F・マリノスユース、1年)、左SH白須健斗(横浜F・マリノスユース、1年)、トップ下が望月耕平(横浜F・マリノスユース、1年)、1トップを寺下翔和(湘南ベルマーレU-18、1年)が務めた。
 
 立ち上がり、ゆっくりとドリブル、ショートパスを交えて相手を押し込み、そこから多彩な崩しで神奈川スタイル“ちこちこサッカー”で攻める神奈川に対し、青森はコンパクトな陣形でボールを奪って前線へ。FWがフリックしてサポートした選手がDFラインの背後を突く。

 前半9分、神奈川が先制点。敵陣でショートパスを繋ぎ、右中間の高橋がクロスと見せかけて外へさばく。上西がクロスを上げると、ニアの望月が頭でゴールへ突き刺した。神奈川はボール奪取力も高い高橋、德田のダブルボランチが絶妙な配球。DFラインからのフィードの精度も高く、ゴール前のシーンを増やす。

 だが、青森も山本や谷川がボールを奪い、繋ぐ意識を持って反撃。縦パスの落としから仕掛けに持ち込もうとする。三浦が個人技でPAへ切れ込んだほか、小沼のロングスローで相手にプレッシャーを掛ける。

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