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[選手権]「今後の市船のために」自分たちが12年ぶりの日本一へ。名門・市立船橋が4-1で拓大紅陵の快進撃を止め、千葉決勝進出

ゲキサカ / 2023年11月7日 14時31分

 波多秀吾監督は「本来は3冠を目指してやっていたので、インターハイとプレミアがなし得なかったので、(選手たちの)選手権に懸ける思いはより濃密なものになった」と分析する。選手たちは悔しい経験もしながら進化。より継続して守備ができるようになったほか、選手たちが自立できていることを指揮官は実感している。

「選手たちが、自分たちで色々なことができるようになったということは大きなことですかね。試合の準備、相手の分析もそうですし、どう戦うか、ゲームの中での判断も選手たちで自立して戦えるようになってきた。今日も失点した後にちゃんと集まって修正して戦えるようになってきたのは、凄く大きなことかなと思います」

 まだ想定外のことが起きた際の修正力など不足している部分があることも確か。だが、シーズンを通して堅守・市船を構築し、球際・切り替え・運動量の三原則の表現、ボールを保持しながらの多彩な攻撃、セットプレーの強さ、スーパーエースFW郡司の存在なども含めて日本一を争える力はある。

 彼ら自身の選手権への思いの強さも決勝のエネルギーになるはずだ。太田は「自分が在学している間に一回も取っていないので、内容よりも結果が求められるのが選手権だと思うので、市船として誇りとかプライドとか色々ある中で重圧を跳ね返して、王座奪還へ向けて一戦に集中して、今週一週間準備して臨みたい」。決勝の対戦相手は、宿敵・流通経済大柏高を破った日体大柏高。前回大会決勝で敗れている相手に雪辱し、目標の日本一へ前進する。

(取材・文 吉田太郎)●第102回全国高校サッカー選手権特集

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