第2次森保Jを進化させる“冨安基準”…「いい刺激になっている」谷口彰悟がミャンマー戦先発へ
ゲキサカ / 2023年11月14日 23時13分
直近6連勝と好調の続くカタールワールドカップ後の第2次森保ジャパンだが、特に9月シリーズのドイツ戦(○4-1)以降はDF冨安健洋(アーセナル)を中心としたハイラインでコンパクトな守備組織の構築が進み、チームのさらなるレベルアップを支えている。しかし、冨安の相方を務めてきたDF板倉滉(ボルシアMG)は現在、足首の負傷により戦線離脱中。しばらくの間は代役CBのパフォーマンスがチーム状態を左右することになりそうだ。
そうした中、今月から開幕する北中米W杯2次予選で重要な役割を担うことになりそうなのがDF谷口彰悟(アルラーヤン)だ。今回の合宿では冨安が別メニューからの調整となっていることに加え、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)、DF渡辺剛(ゲント)の2人は帰国便の都合で合流が遅延。CBを本職とする万全なコンディションの選手は谷口のみとなっているためだ。
谷口はカタールW杯でもスペイン戦、クロアチア戦の先発に抜擢され、高いパフォーマンスを発揮しており、ここでの起用に不安はない。また高いカバーリング能力とビルドアップの安定感を誇る谷口にとって、冨安が中心となって進む守備組織の改革は前向きなものとなりそうだ。
16日のミャンマー戦に向けて先発起用が濃厚な谷口は「とにかくいつチャンスが来てもいいようにというのは今回だけでなく、自チームでも代表の活動中も常にやってきている。今回もしっかり継続してやっていくつもり。CB陣にメンバーが変わったりしているけど、出る人がリーダーシップを取ってやっていかないといけないポジションなので、自信を持ってやっていきたい」と冷静に意気込みを述べつつ、守備組織の変化をポジティブに受け止めていた。
「間違いなくトミの基準、やっていることがチーム内でも共有されている。それができるようになりたいし、それができたほうがより高いレベルの相手と高いレベルの試合ができる。そういった意味でいい刺激になっているし、競争も含めていいパフォーマンスを発揮できたらと思う」
「どちらかというとタイプというか、やりたいことは理解できる。ラインを高くしてコンパクトにしてというのは日本代表が世界と戦っていく中で絶対に必要だと思うポイントだった。W杯優勝を目指しているので、それを叶えるためには絶対に必要なポイントだと思っていた。それはウェルカムだし、自分ももっと吸収していきたい」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
なぜ森保ジャパンの「攻撃的3バック」は「モダン」なのか? W杯アジア最終予選で問われる6年目の進化と結果
REAL SPORTS / 2024年7月10日 2時34分
-
森保監督がEURO視察で感じたベースの重要性「代表ではそこまで突き詰めてはやらないんだなと」
ゲキサカ / 2024年7月8日 11時55分
-
W杯最終予選へ森保監督の「覚悟」とは? ホームの難しさにも言及…「運命的」な対戦カード
FOOTBALL ZONE / 2024年7月8日 10時9分
-
「下の世代からの突き上げ」問題解消へ 森保ジャパンで期待したい新世代の旗頭候補【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月1日 7時10分
-
日本がW杯アジア最終予選で過去2度連続の過ち…9月ホーム初戦でよぎる懸念事項【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月29日 14時30分
ランキング
-
1東京五輪での不正を否定「ドローン映像は見ていない」 スパイ行為で揺れるカナダ元GK「勘違いしないで」
THE ANSWER / 2024年7月26日 22時35分
-
2柔道・永山竜樹が敗戦判定に憮然 握手拒否で畳を降りず、3分後に礼「『待て』って聞こえた」 ブーイングで会場騒然
THE ANSWER / 2024年7月27日 19時51分
-
3バレー日本戦で珍事 コート上の五輪マークが次々剥がれ…五輪→四輪→2.5輪「面白すぎる」ネット騒然
THE ANSWER / 2024年7月27日 18時8分
-
4男子バレー日本は黒星発進 フルセット激闘で格下ドイツに苦杯、52年ぶりメダルへ厳しい船出
THE ANSWER / 2024年7月27日 18時23分
-
5パリ五輪金メダル第1号は中国ペア 射撃混合エアライフル
スポニチアネックス / 2024年7月27日 18時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください