敵地ACLで今季開幕の横浜FM、キューウェル監督初陣で2点先行も土壇場AT失点でドロー
ゲキサカ / 2024年2月14日 23時2分
[2.14 ACL決勝T1回戦 バンコク・U 2-2 横浜FM タンマサート]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は14日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、横浜F・マリノスが敵地でバンコク・ユナイテッド(タイ)と2-2で引き分けた。ハリー・キューウェル監督の初陣は終盤までリードを守っていたが、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。勝利が必要な第2戦は21日、ホームの横浜国際総合競技場で行われる。
かつてリバプールなどで活躍した元オーストラリア代表FWのキューウェル監督によって、これが横浜FMでの初陣。システムは昨季の4-2-3-1から4-3-3に変更し、新加入のGKポープ・ウィリアム(←町田)、DF加藤蓮(←東京V)がさっそく先発に起用された。注目された中盤の構成はアンカーにMF喜田拓也、インサイドハーフにMF渡辺皓太とMFナム・テヒが入った。
試合は前半18分、セットプレーから動いた。横浜FMはナム・テヒが左CKをゴール前に送り込むと、ニアサイドでDF上島拓巳がかすかに触れ、相手がクリアできなかったところにFWエウベルが反応。右足アウトサイドでつつき、ゴール右隅に転がし込んだ。
さらに横浜FMは前半24分、エウベルが相手DFを引きつけながら低い位置に降り、その左サイドにDFエドゥアルドがスルーパス。加藤がオーバーラップしてクロスを送ると、ニアでFWアンデルソン・ロペスがつぶれ、、ファーに飛び込んだ渡辺が押し込んだ。分厚い攻撃で追加点。SBの攻撃参加と厚みのあるゴール前という今季の強みが結果に結びついた。
ところが前半35分には攻撃姿勢が裏目に出た。アンカー脇を使われた攻撃からエドゥアルドがMFルンラト・プームチャントゥエクに抜き去られ、ピンチを招くと、スルーパスにカバーした加藤もDFニティポン・セラノンに侵入される。最後はニティポンのシュートにGKポープが股を抜かれ、1点を返された。
そのまま迎えた後半も立ち上がりは横浜FMが優勢。それでも4分、右サイドを攻め上がったFWヤン・マテウスのクロスに合わせたA・ロペスのシュートがGKパティワット・カマイのファインセーブに阻まれると、ナムと加藤の立て続けのシュートも相手DFに弾かれる。その後はボールを握られ、クロス攻撃に防戦一方の時間帯もあった。
横浜FMは後半16分、ヤンとナムに代わってMF水沼宏太とMF天野純を投入。全北現代への期限付き移籍から復帰した天野は3年ぶりの横浜FMでのプレーとなった。また同26分にはエウベルに代わってFW宮市亮が起用され、キューウェル監督はフレッシュな攻撃陣を並べた。
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