24年シーズンの主役候補たちが奮闘。U-17日本高校選抜がMF木村、MF笹のゴールでU-17静岡県ユース選抜を撃破
ゲキサカ / 2024年3月4日 12時56分
この後、静岡選抜は29分に飯田、山本とGK戸塚陸(浜松開誠館高/2年)、MF藤井有志(藤枝東高/2年)を交代。U-17高校選抜は30分に木村、柚木をMF福島和毅(神村学園高/1年)とMF宮地陸翔(京都橘高/2年)へ、33分には森、岡崎を右SB谷口輝(西武台高/2年)、左SB山本圭晋(帝京長岡高/2年)へそれぞれ交代した。
U-17高校選抜はオノノジュが抜け出しから放ったループシュートなど追加点のチャンスを作ったが、決め切ることができない。逆に静岡選抜はボールを保持する時間を増加。強風の中、グラウンダーのボールを繋ぎながら前進する。そして35分、左SB後藤の左クロスが相手オウンゴールを誘い、1点差。さらに矢田が前への姿勢を強め、小竹のループパスから左足を振るが、U-17高校選抜は鈴木がブロックする。U-17高校選抜はその後もセットプレーからゴール前のシーンを作られたものの、GK早川らが我慢強く守り、決定打を打たせなかった。
そのまま2-1で試合終了。勝ったU-17高校選抜の富居監督は「単発なチームなので、発想をある程度大事にしながら、きちんと合わせていきなさいっていうことをやっていて、そういった意味では、ある程度守備のところとか規律を守ってくれたし、その上でこういうプレーができるんだってところも見せてくれました」と頷く。
今回の活動で学んだことを活かし、次はJ-VILLAGE CUP U-18での2年ぶりの優勝に挑戦。予選リーグでは鹿島ユース、大宮U18、川崎F U-18というプレミアリーグ勢3チームと戦うことが決まっている。大谷は「強豪のJチームばっかりなんで。凄い楽しみです」と語り、木村は「優勝っていう目標を掲げてやっています」。24シーズンの主役候補たちが、ライバルたちと切磋琢磨して成長。そして、全国の高校サッカー部の代表選手としてのプライドを持って戦い、J-VILLAGE CUP U-18でも全勝を目指す。
(取材・文 吉田太郎)
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