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ルヴァン杯があす開幕!! 大改革の新方式スタート、気になる累積警告の扱いは?

ゲキサカ / 2024年3月5日 18時26分

24年のルヴァン杯が開幕する

 2024シーズンのルヴァンカップが6日に開幕する。今大会から方式が大きく変わり、史上初めてJ1、J2、J3の全クラブが参戦する。

 全60クラブが参加することに伴ってトーナメント制が採用された。1stラウンド、プレーオフラウンド、プライムラウンドの3ラウンドが設定されて以下のような規定で行われる。

■1stラウンド
 23-24ACLの決勝トーナメント進出クラブ(川崎F、横浜FM、甲府)を除く57クラブが参加。10組に分かれて一発勝負のトーナメントを行い、10チームがプレーオフラウンドに進出する。各試合は下位リーグクラブのホームで、同一リーグの場合は23年の下位クラブのホームで開催。90分を行って同点の場合は延長戦、PK戦と続いて勝者が決まる。

■プレーオフラウンド
 1stラウンドの勝者10チームが参加。ホームアンドアウェー方式の2戦を制した5チームがプライムラウンドに進出する。第2戦終了時の成績が2分または1勝1敗で並んだ場合は2試合の得失点差で勝者を決定。それでも同点の場合、延長戦とPK戦に続く。アウェーゴールルールは採用しない。

■プライムラウンド
 POラウンドの勝者5チームに川崎F、横浜FM、甲府を加えた計8チームが参加。準決勝まではホームアンドアウェー方式で決勝は一発勝負となる。準決勝までの勝者決定方法はPOラウンドと同様。決勝は90分を終えて同点の場合、延長戦を実施し、それでも勝敗が決しない場合はPK戦で優勝チームを決める。

 1stラウンドの注目は下位チームにホーム開催権があることだ。天皇杯とは異なって入場料収入はホームチームの利益となるため、J2やJ3クラブにとっては財政面でも意味のある大会になる。ガイナーレ鳥取が昨季の最多入場者数を記録した浦和レッズを迎えるなど、各地で盛り上がりを見せそうだ。

 大会方式の変更に伴って気になるのが累積警告と出場停止処分の扱い。ルヴァン杯は2枚のイエローカードをもらうと次戦が出場停止になるが、『2024シーズンの出場停止処分に関する取扱いについての細則』で1stラウンド、POラウンド、プライムラウンドは別大会の扱いと規定されたため、次ラウンドに累積警告は持ち越さない。またプライムラウンドの準々決勝第2戦終了時に累積警告が1枚の場合、そこでリセットとなって準決勝以降には持ち越さない。

 なお各ラウンドの最終戦で累積2枚目の警告を受けた場合、累積による出場停止は別大会に影響せず消滅することから、その後のリーグ戦やルヴァン杯の次ラウンドに出場することができる。一方、各ラウンドの最終戦でレッドカードを提示されると「退場処分による未消化の出場停止は、直近の同レベル大会で順次消化」の規定に基づいて直後のリーグ戦が出場停止になる。たとえば1stラウンド3回戦でレッドカードを受けて1試合の出場停止となった場合、直後のリーグ戦は出場できないがルヴァン杯POラウンド第1戦には出場できる。

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