新10番MF田中雄大が決勝ゴール! 岡山が10人の山口を下してホーム2連勝

岡山が1-0で山口に勝利

[3.10 J2第3節 岡山 1-0 山口 Cスタ]

　J2第3節が10日に開催され、ファジアーノ岡山は本拠地のシティライトスタジアムでレノファ山口FCを1-0で下した。

　互いにJ2開幕から1勝1分の無敗で迎えた一戦。前半20分、山口MF田邉光平がペナルティエリア左脇から右足でクロスを送り、MF吉岡雅和が左足のバイシクルで狙うが、惜しくも枠を捉えられない。

　直後の前半23分には左のポケットを取った岡山MF田部井涼がマイナスに折り返し、フリーのFWグレイソンが左足でシュート。GK関憲太郎に防がれ、こぼれ球に詰めたMF藤田息吹が右足でミドルシュートを放つも、ゴール右上に外れた。

　スコアレスで前半が終了し、ハーフタイム明けからも積極的に攻撃を仕掛ける両チーム。後半16分、岡山MF末吉塁が俊足を生かして左サイドをえぐり、中央へマイナスのパスを出す。しかし、藤田が左足で打ったシュートはわずかにゴール左外にそれた。

　その後もチャンスを仕留め切れずにいた岡山だったが、後半39分に待望の先制点が生まれる。右CKからキッカーの田部井が左足で高い弾道のクロスを供給。ファーの柳育崇がヘディングで落とし、GK関に当たったボールをMF田中雄大が右足で蹴り込んだ。

　今季から10番を背負う大卒3年目の田中は、これがシーズン初得点。追い付きたい山口は後半42分、プレーに関係のないところで田中を倒したFW梅木翼が退場し、数的不利に陥る。試合はそのままタイムアップを迎え、岡山がホーム2連勝。敗れた山口は今季初黒星を喫した。
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