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板倉滉、失意のアジア杯以来の森保J合流「あの経験があってよかったと思えるキャリアを歩みたい」

ゲキサカ / 2024年3月18日 22時16分

 自らのパフォーマンスを立て直すのが最優先ではあるものの、チームを鼓舞できるパーソナリティは稀有なもの。一昨年のカタールW杯でもコスタリカ戦の敗戦後に「国民のみんなは下を向いているかもしれないけど、選手は次のスペイン戦に向かっている。心配しないでで一緒にスペイン戦で戦ってほしい」と堂々と口にし、その通りのパフォーマンスを見せたことも記憶に新しい。

 そんな板倉はこの日、北中米W杯に向けて掲げる世界一の目標をあらためて強調した。「僕たちはW杯優勝を目標に掲げているし、そこはブレることはない。ただアジア杯でああいう結果を出してしまっているところで、見ている人に無理なんじゃないかと思われて当然だとも思う」と現状を見つめつつも、力強い言葉を続けた。

「でもみんなの自チームに帰ってからの活躍を見ても、みんな前進していると思うし、危機感を持って戦っているなと自分自身も伝わってくる。日本代表の活動はなかなか長い期間取れないので、自チームで調子良くやっているのを日本代表で発揮できるようにいい準備して、どんな相手でも倒せるようにならないといけない」

「いまは見ている人たちからしたら非常に心配な状態だと思うけど、やっている僕らからしたら全然問題ない。ここから前に進むだけだと思っている。それを変えるためには結果で証明するしかない。結果で証明して、またどんどん盛り上がっていってもらえるような流れを作っていきたい」

 そうした機運を作るべく、今回の活動では37歳のDF長友佑都(FC東京)がW杯以来の復帰。ただ、板倉はベテランの仕事に頼り切るつもりはない。「佑都くんに頼っているようじゃダメだと思う。これから日本代表を強くしていく上で自分たちの世代がという思いは強い。もちろん佑都くんが帰ってきて会えた時は嬉しかったけど、そこに頼らず自分たちがという思いは忘れずにやらないといけない」。まずは21日の国立競技場・北朝鮮戦で、その言葉にふさわしい姿勢を示していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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