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U-23日本代表はパリ五輪決定済みのマリに逆転負け…平河悠の開始2分弾も3失点で屈す

ゲキサカ / 2024年4月1日 7時4分

 追いかける展開となった日本は反撃に出る。後半12分のバングーナガンデの強烈な左足ミドルはゴール枠内を捉えたが、相手GKにはじかれる。14分にはCKの流れから細谷がPA手前から右足シュート。ゴール左隅を狙ったが、惜しくも左外に外れていった。

 後半14分にマリが3枚替えを行うと、日本も19分に2枚替え。平河とバングーナガンデに代えて、MF小見洋太とDF内野貴史を投入する。小見は平河の位置に、内野は本職の右SBではなく、直近のリーグ戦でプレー経験のある左SBに入った。

 内野が左サイドの高い位置、半田が右サイドの高い位置に動き、山本が西尾と高井の間に入ってビルドアップを手伝う。後半28分には理仁が左サイドに大きく展開。内野が深い位置まで上がると、カットインから右足シュート。GKにはじかれたが、決定機を作った。

 後半29分にマリは最後の交代カードを切る。直後には日本が決定機。流れるようなパスワークから川崎がPA右からシュートを放つが、ゴール枠を大きく外れる。その後31分に交代が伝えられ、川崎と藤尾が途中交代。MF佐藤恵允とMF藤田譲瑠チマが出場する。佐藤が左ウイングに入り、小見が右ウイングに移動。山本が再び右インサイドハーフに動き、藤田譲がアンカーに入った。

 日本は終盤にかけて猛攻を仕掛けるが、同点ゴールは遠い。後半アディショナルタイムにはサイドから崩されて、折り返しをMFブバカル・トラオレにシュートを打たれる。ボールは高井に当たって軌道が変わり、ゴールに吸い込まれた。そのまま試合は終了し、日本は先制したが1-3で逆転負け。中2日の25日には、同じくパリ五輪出場を決めているU-23ウクライナ代表と対戦する。

(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024(パリ五輪アジア最終予選)特集ページ

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