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市船で選手権、インハイ日本一の朝岡新監督就任。県立のふたば未来学園が福島県、JFAと連携し、トップアスリート育成と「魅力のある」チームに

ゲキサカ / 2024年4月11日 7時0分

 ナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジが近隣にあることも大きい。今年3月15日から18日に第6回 J-VILLAGE CUP U-18が開催されたが、ふたば未来学園の選手たちは大会運営をサポート。同大会は地域交流も目的としていることから、大会期間中、ふたば未来学園は全国トップクラスの強豪チームと練習試合で対戦する機会にも恵まれた。

 プリンスリーグ東海の浜松開誠館高(静岡)戦では相手を見ながらボールを繋いで攻めることや、左SB仲田海吾(3年)のスピードを活かしたサイド攻撃などにチャレンジしていた。また、劣勢でもマジメに、続ける力を示していたが、完敗。それでも、仲田は「スピード感や一個一個のパス&コントロールの質が自分たちとは全然違っていた。そういうところで驚くものがありました。自分たちはチーム一丸となってプレーしようとしているんですけれども、組織力がまだまだなので、これからもっと組織力をつけて、福島で1位を目指せるようにやっていきたい。浜松開誠館みたいなチームと互角に戦えるようになることと、もっと自分がサッカーでも、生活面でも成長できたらなと思っています」と気持ちを新たにしていた。
J-VILLAGE CUP U-18の運営をサポートし、練習試合に参加
苦しい展開でも、マジメに続ける力があることを示した
 また、Jヴィレッジになでしこジャパンや国外の年代別代表チームが訪れた際に合同練習を行ったり、練習試合で対戦したりすることも。トップレベルに触れられる環境にある。

 そして、「時間を有効利用できるのは凄くメリット」(朝岡監督)だ。同校のトップアスリート系列のカリキュラムにスポーツが組み込まれており、月曜日から金曜日まで毎日2コマの授業時間にトレーニング(ミーティング)。午前中に行われる火曜日を除き、午後2時、もしくは午後3時から授業としてトレーニングを実施している。

 他の高校では部活動がスタートするような時間に、ふたば未来学園では約2時間の全体トレーニングを終了し、グラウンド、学校施設での自主練など自分磨きの時間に費やすことができる。また、サッカー部員の大半が生活する寄宿舎も近い。加えて、基本的に公式戦は土曜日に行われており、平日は授業トレーニングもあるため日曜日がオフ。五十嵐は「(この学校の)一番は(成長するための)環境が整っているところ。常に人工芝で練習もできて、授業内でも練習できる。自分の課題を克服する時間もたくさんあるので、上手く時間を使えればどんどん成長できる場だと思います」と説明した。

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