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CB&SB経験も糧に“本職”チャンス到来…柏20歳MF土屋巧「最終的にはボランチで成功したいと考えていた」

ゲキサカ / 2024年4月16日 20時1分

「CBやSBをやっていく上ではある程度サイズが必要になってくると思うし、CBだったらすごく小さいほうになってしまう。CBでやっていくとなると難しいけど、一つ前に出るだけで小さいほうではなくなる。さらにセカンドボールやヘディングで跳ね返すところは僕の特徴なので、最終ラインの前でそれを出せたらすごく助かるし、取った後のボールをしっかりつないでいくことができればチームのリズムもできてくるので、僕に合っていると感じている」

 高校時代から憧れを口にしていたMF遠藤航(リバプール)も同じ道を辿り、世界に羽ばたいていった選手。土屋は昨季までの経験について「CBやSBで出ていた時に自信がついたことでいまに活きているし、CBやSBをやっていたからこそ、ボランチにここに居てくれたら助かるというのもわかる。そこでも自分がやっていた時のことが参考にできる」と話すが、こうした現実的な受け止め方にも遠藤と重なる価値観が垣間見える。

 DFからのコンバート組で不安視される中央でのビルドアップへの関わりも「最初の頃はもっとバタバタしてしまっていた自分がいたけど、やっていて自分の中でのボランチは整理できてきた」と手応えを深めている様子。また浦和戦で見せた攻撃参加についても「守備の部分が得意なぶん、攻撃ではまだまだなので、怖がらずにどんどん前に出ていきたい」と明確なテーマを掲げ、着実にトライできているようだ。

 現在は高嶺の穴を埋める立場にあるが、目標は高嶺が戻ってきてもポジションを掴み取ることだ。白井との連係に「試合中も合わなかった部分があったらすぐに話し合って修正してというところで永地くんがリーダーシップを取ってやってくれている。僕の意見も聞き入れてやってくれるし、すごくいい関係でできていると思う」と充実感をのぞかせつつ、「あとは突き詰めていくだけ」と土屋。「朋樹くんが戻ってくる頃にはポジションを奪えているような状況を作って、チームの総合力を上げていけたらいいなと思っている」という決意を胸にシーズンを過ごしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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