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奮闘実る渾身のアシスト! 大畑步夢「俺たちがやってやるという気持ちだった」

ゲキサカ / 2024年4月20日 7時58分

DF大畑歩夢

[4.19 AFC U23アジア杯GL第2節 日本 2-0 UAE ドーハ]

 獅子奮迅の働きだった。熱量があった。左サイドバックで今大会初先発したDF大畑歩夢(浦和)が持ち前の攻撃力を大いに発揮。後半21分にMF川崎颯太(京都)のヘディングシュートをアシストし、2-0の勝利に貢献した。

「1試合目(中国戦)は苦しい展開になったけど、しっかりとチーム全員で勝ち点3を守れた。全員が良い雰囲気で2戦目に臨んでまた良い形で終われた。全員にとって良かった」言葉の奥に、チーム一丸となって戦えていることに対する歓びがにじんでいた。

 VARの介入で歓喜が何度も肩透かしになった。前半終了間際、持ち運んだ川崎がPA内で倒されてPKを得たものの、VARによりノーファウルに。後半16分には、左サイドから大畑が打ったシュートはMF荒木遼太郎の足をかすめながらポストに当たってネットを揺らしたが、これはシュート前の段階でオフサイド。ピッチではVARの結果待ちの間、「なかなか点が入らないな」という会話にもなったという。

 しかし、焦りはなかった。

「もちろん、(シュートが)入っていればいいなと思ったけど、嫌なムードには全然ならなかった。チーム全員でもう1点取りに行くということを、変わらずやっていた」

 守備でもガッツを見せた。高い位置を取れば取るほど裏のスペースのケアが重要になるが、ロングボールを放り込まれそうになるたびに全力疾走で戻り、何度もアップダウンを繰り返した。

 自分より背の高い相手に対しても、浮き球の処理の場面で体を寄せるなど工夫し、相手になるべく自由を与えなかった。

 心の中にあったのは「1戦目に出ていない俺たちがやってやる、という気持ち」だ。
「全員が気持ちを出して試合に出ていたが、特に左サイドは佐藤(恵允)選手、荒木(遼太郎)選手と自分で紅白戦の時から話していた」という。その結果の快勝だった。

 次は韓国との第3戦が待っている。「グループリーグ突破が決まっただけ。次の試合も落とせない」と言って第3戦を見据えた。

(取材・文 矢内由美子)
●AFC U23アジアカップ2024特集●パリオリンピック(パリ五輪)特集

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