17歳MF西原源樹がJ初弾でクラブ最年少記録更新! 清水は仙台との上位対決制してトップキープ
ゲキサカ / 2024年4月20日 16時8分
[4.20 J2第11節 清水 3-2 仙台 アイスタ]
J2リーグは20日、第11節を開催した。1位清水エスパルスはホームで5位ベガルタ仙台と対戦し、3-2で勝利した。
ここ3戦無敗、3連勝を狙う清水と、上位陣に食い込むべく、2連勝を目指す仙台の一戦。試合は立ち上がりからホームチームが主導権を握った。すると前半16分、背後からのロングボールをFWカルリーニョス・ジュニオが頭で逸らすと、MFルーカス・ブラガがスペースに抜け出してフィニッシュ。2試合連続となる得点で先制に成功した。
さらに清水は前半25分、左サイドで攻撃を組み立てると、DF山原怜音の落としをMF中村亮太朗が2タッチ目でゴール前へ。ブラガのヘディングシュートは枠を捉えることができなかった。同30分には、MF矢島慎也がペナルティエリア手前左からカットインで狙う。ここはGK林彰洋のセーブに遭った。
試合は清水の1点リードで前半を折り返すと、後半立ち上がりに追加点が生まれた。同9分、DF吉田豊が自陣中央で相手のボールを奪うと、すぐさま前線へスルーパス。DFラインからうまく飛び出したFW北川航也がスピードを上げてペナルティエリア内に侵入すると、ワンフェイクから落ち着いて決めた。北川も2戦連発となった。
2点ビハインドの仙台は交代枠を使いながら反撃を試みる。すると後半20分、自陣ハーフウェーライン付近で相手のパスをカットし、カウンターへ。MF中島元彦が持ち運んで遠めから放ったシュートはGK権田修一に阻まれるも、セカンドボールを拾ったMF相良竜之介が粘って粘ってラストパス。最後は中島が押し込んで1点差に詰め寄った。
首位キープへ勝ち点3を確実なものにしたい清水は、MF松崎快、MF西原源樹、FWドウグラス・タンキらを投入して攻撃の活性化を図る。すると、その西原が後半38分にボックス内左からゲット。高校3年生、2種登録選手として今季ここまで9試合に出場し、J初ゴールとなった。
なお、西原はこのゴールでクラブの最年少得点記録を更新。12年6月にMF石毛秀樹(現G大阪)が17歳214日でマークした得点を上回る17歳126日で歴史に名を刻んだ。清水は後半アディショナルタイム4分に仙台MFオナイウ情滋に1点を返されるも、3-2で逃げ切って3連勝。首位をキープしている。
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