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[関東 ROOKIE LEAGUE]「来れない子たちのためにも」全体で戦った日大藤沢が市立船橋撃破。U-16日本一へ、開幕白星

ゲキサカ / 2024年4月21日 2時36分

前半2分、日大藤沢高がFW相馬孝悟(37番)の先制点を喜ぶ

[4.20 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 日大藤沢高 3-1 市立船橋高 時之栖裾野G] 
 
 20日、関東・静岡の強豪校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2024 関東 ROOKIE LEAGUE」が開幕した。トップリーグのAリーグ第1節で日大藤沢高(神奈川)と市立船橋高(千葉)が対戦。日大藤沢が3-1で勝利した。

 関東 ROOKIE LEAGUEは、Aリーグの上位2チームとプレーオフの勝者の計3チームがU-16全国大会のMIZUNOCHAMPIONSHIP(12月)へ出場。このリーグ戦や全国大会でアピールし、年代別日本代表へのチャンスを掴んだ選手もいる。また、高校進学直後の1年生にとっては、貴重な真剣勝負の機会。成長と勝利を目指すリーグ戦で日大藤沢が白星スタートを切った。

 日大藤沢は前半2分、MF岩藤豪丞のパスでFW相馬孝悟が相手DFラインと入れ替わる。そして、GKとの1対1から右足で滞空時間の長いループシュートを決めて先制した。日大藤沢はサブの選手も、ベンチから大きく飛び出して祝福。だが、この後、市立船橋が距離感良くボールを繋いで主導権を握った。
先制点を喜ぶFW相馬孝悟
 市立船橋は、全体的に相手のプレッシャーに動じず、ボールを運べる選手が多い。特にMF高山大世とMF大原隼介の両ボランチが積極的に係わりながらボールを前進させる。相手を押し込み、MF田中優成のドリブルやグループでの崩しにチャレンジ。だが、日大藤沢はCB宮内優豪とCB山下力を中心に粘り強く対応し、決定打を打たせない。また、元日本代表MF中村憲剛を父に持つMF中村龍剛は、攻撃面以上に読みの鋭さを活かしたセカンドボールへの反応やアプローチの速さが光っていた。

 日大藤沢はその中村のFKやループパスからチャンス。押し込まれる時間が長かったものの、中村や同じく小柄な技巧派MF岩藤が狭い局面でも技術力を発揮し、GK斎藤蓮も正確なフィードを見せる。そして、馬力のあるFW村上滉を筆頭としたカウンターや、勢いのある攻撃に結びつけていた。

 市立船橋は26分、大原のラストパスから左のMF渡里蒼生が右足シュートを枠へ飛ばす。だが、日大藤沢は33分、自陣でボールを奪うと、中村が相手DFラインとGKの間へ距離の長いスルーパス。市立船橋のGKが飛び出したが、この日ハードワークを続けたMF富田周平がクリアを体に当てる。ボールは市立船橋ゴールの方向へ転がり、そのままゴールラインを越えた。

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