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上手さと勝利をどん欲に追求。浜名に逆転勝ちの藤枝東、プリンスリーグ東海で開幕3連勝

ゲキサカ / 2024年4月22日 17時47分

逆転弾を喜ぶ藤枝東高の選手たち

[4.20 プリンスリーグ東海第3節 藤枝東高 2-1 浜名高 藤枝東高G]
 
 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024東海は20日に第3節を行い、首位の藤枝東高(静岡)と昇格組の浜名高(静岡)が対戦。FW湯山大輔(3年)の2ゴールによって藤枝東が2-1で勝利した。

「最近で一番課題が出た。ここまでできないゲームはなかった」。小林公平監督が口にした通り、藤枝東にとって決して満足のいく試合内容だったとは言えない。

 試合の序盤は、「先週のジュビロ戦は相手の方が必死にやっていたので、そこをとにかく強調して今週は練習してきた。入りから100%で行けるように練習してきた」と内藤康貴監督が話す浜名のペース。「相手のことはよく分かっている。背後を常に狙おうと考えていた」(内藤監督)との狙いが見事にハマり、背後へ上手く飛び出したFW津田廉大(3年)が開始わずか30秒でゴールネットを揺らし、幸先の良いスタートを切った。

 先制点以降も浜名は「今のうちには欠かせない存在」と指揮官が評するMF縣大翔(3年)を中心に人とボールが動きながらゲームをコントロール。右サイドのMF川嶋琉之亮(3年)やMF野澤康佑(3年)も中盤で存在感を見せる。前半22分には左サイドでボールを持ったMF鈴木士道(2年)がDF裏へとボールを入れると、抜け出した津田がループシュートを狙ったが、追加点には至らない。

 追いかける展開を強いられた藤枝東は、立ち上がりから思い通りの攻撃が繰り出せない。原因について主将のDF村上樹(3年)はこう話す。「しっかりボールを大事にして、全員で運んでゴール前で仕留める形を作りたかったのですが、攻撃が単発に終わるというか“FWが一人で決めてくれ”みたいな攻撃が多かった」。

 それでも、23分には右サイドを上がったDF井上凱晴(2年)のパスから湯山が同点弾を叩き込む。前半終了間際の45分にもゴール前でスローインを受けた湯山が絶妙なターンからゴールネットを揺らし、藤枝東が前半のうちに逆転まで持ち込んだ。

 ボールを保持する時間が短かった前半の反省を生かし、後半からの藤枝東はトップ下の小浦京之助(3年)がボールに触る回数が増加。交代で入った左サイドMF小島荘司(3年)のプレーも効果的で、DF逢坂峻(3年)ら後方の選手の攻撃参加も増えていく。

 後半7分には、右サイドから中に入った井上が湯山からのリターンパスをもらってシュート。16分には、スピードを活かして右を抜け出したMF小池海人(3年)のパスから、MF栁川結飛(3年)のシュートは上手くミートせず3点目は奪えない。29分には、浜名の反撃を食らい、川嶋にフリーでゴール前に抜け出されたが、シュートはGK宮崎真心(2年)が好セーブ。藤枝東が2-1のまま試合を終えた。

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