[MOM4673]FC東京U-18FW尾谷ディヴァインチネドゥ(2年)_新18番が攻守に全力を出し切って2ゴール!190センチの右ウイングが解き放ちつつある特大のポテンシャル
ゲキサカ / 2024年4月24日 12時45分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.21 プレミアリーグEAST第3節 柏U-18 3-3 FC東京U-18 日立柏総合グランド(人工芝)]
得意なポジションだとか、慣れないポジションだとか、そういうことはもう関係ない。試合に出て、全力で攻めて、全力で守る。その先にこそ望んだ結果が待っていることは、この日の試合でより強く実感したはずだ。
「自分はプレミアリーグが開幕する前に今までやったことのない右ウイングになって、これでまだ3試合目なんですけど、まず守備のところを頑張ってやるということは監督にもチームメイトにも言われていたので、そこが上手く実って良かったなと思います」。
攻守に全力で奮闘し続けるハードワークがもたらした1試合2ゴール。FC東京U-18(東京)が誇るナンバー18。FW尾谷ディヴァインチネドゥ(2年=FC東京U-15むさし出身)は右ウイングという新たな役割と、実にポジティブに向き合っている。
「やっている自分たちもシーソーゲームというか、点の入るゲームで楽しかったですし、絶対最後まで諦めないという気持ちもみんな持ってやっていたので、とても楽しかったです」。尾谷は終わったばかりの試合を、そう振り返った。プレミアリーグEAST第3節。FC東京U-18がアウェイで柏レイソルU-18(千葉)と対峙した一戦は、お互いが攻め合った結果、3-3というハイスコアのドロー決着を見たが、とにかく楽しい90分間だった。
その打ち合いの扉を最初にこじ開けたのが、今シーズンから右ウイングを任されている18番の献身的な“守備”だ。前半6分。相手がビルドアップの流れからGKへとボールを下げたところへ、尾谷はスピードを緩めず果敢にプレス。GKが蹴ったキックを身体に当てると、ボールはそのままゴールネットへ吸い込まれる。
最後までプレスへ行き切ったことが呼び込んだ先制点。「去年は周りの先輩に言われて、それで走っていたという感じがあったんですけど(笑)、今年は自分が点を獲ってチームを勝たせるために、前から守備をしようという気持ちが強くなりました」と正直な感想を口にする素直さも微笑ましい。
これだけでは終わらない。同点に追い付かれた2分後の28分。DF佐々木将英(2年)が右サイドへ送ったボールを、DF金子俊輔(3年)が収めた時にはもう“道筋”は見えていた。
「将英からボールが出て、高い位置を取っていた俊輔のところに相手のサイドバックが出ていて、ポケットのところが空いていたのはわかっていて、そこに走ったら俊輔から良いボールが出たので、あとはキーパーをよく見て冷静に決めることができました」。
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