最後は守護神対決…J3富山がJ2首位・清水をPK戦の末に下す! 3回戦の相手は昨季J1王者・神戸

富山が清水を下して3回戦へ

[4.24 ルヴァン杯2回戦 富山 0-0(PK6-5) 清水 富山]

　ルヴァンカップの1stラウンド2回戦が24日に行われ、ホームで清水エスパルス(J2)と対戦したカターレ富山(J3)は0-0で突入したPK戦の末、PK6-5で勝利した。5月22日の3回戦で昨季J1王者のヴィッセル神戸と戦う。

　公式戦で初の顔合わせとなった両チームの一戦。清水は前半19分にFWドウグラス・タンキのヘディングシュートがクロスバーを叩くなど多くのチャンスを作るが、スコアレスで折り返した。

　後半も立ち上がりからD・タンキらを中心に相手ゴールへ迫る清水。しかし、1回戦でモンテディオ山形(J2)を2-1で破った富山から先制弾を奪えず、0-0で90分間を終えた。

　富山は山形戦に続いて2試合連続の延長戦。現在J2首位の清水を相手に好勝負を演じる中、延長後半3分に巧みなドリブルで密集を抜けたMF瀬良俊太が左足でシュートを打つが、至近距離でGK沖悠哉に阻まれて得点とはならず。終了間際には右CKからFW碓井聖生のヘッドが右ポストに嫌われ、そのまま延長戦が終了した。

　PK戦は5-5で7人目を終えると、先攻・富山の8人目のキッカーを務めたGK田川知樹が成功。直後に田川は後攻・清水の8人目として登場したGK沖のシュートを見事に止め、富山を勝利に導いた。
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