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久保建英のR・マドリー戦初ゴールはまたも幻に…ソシエダ、ターンオーバーで初先発の19歳FWに被弾し6戦ぶり黒星

ゲキサカ / 2024年4月27日 6時0分

ゴールを喜んだMF久保建英だったが、得点は認められず

[4.26 ラ・リーガ第33節 ソシエダ 0-1 R・マドリー]

 ラ・リーガは26日、第33節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダは首位を独走中のレアル・マドリーに0-1で敗れた。久保は右太もも裏の負傷から3試合ぶりに先発復帰。前半32分に華麗な切り返しから右足でネットを揺らしたが、VARの介入を経て味方のファウルを取られ、ゴールに絡むことはできなかった。

 久保にとってR・マドリーは2019年夏から3シーズンにわたって在籍した古巣。期限付き移籍でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェに出ていたため、公式戦でプレーすることはなかったが、現在も復帰の噂が絶えない中で今季2度目となる対戦に臨んだ。

 久保は直近2試合は怪我の影響で途中出場が続いていたが、ビッグマッチでの3試合ぶりの先発復帰。一方のR・マドリーは来週ミッドウィークには欧州CL準決勝バイエルン戦を控えていることもあり、前節バルセロナとのエル・クラシコ(◯2-1)から先発9人を入れ替え、19歳のFWアルダ・ギュレルが初先発した他、FWホセル、MFダニ・セバージョスら控え選手を多数起用した。

 序盤はソシエダが優勢を保ち、久保は最初のプレーからMFオーレリアン・チュアメニのファウルを誘うなど、先発復帰戦ながら切れ味のあるプレーを披露。前半8分にはペナルティエリア右でパスを引き出し、スルーパスでDFアルバロ・オドリオソラの攻撃参加を促すと、一連の攻撃からクロスに飛び込む姿も見せた。

 さらに前半15分、ソシエダはMFアンデル・バレネチェアが左サイドからカットインを試みると、細かいスペースで相手選手を引きつけ、右サイドにパス。これを受けた久保がダイレクトでニアポスト脇を狙ったが、GKケパ・アリサバラガのファインセーブに阻まれ、ゴールとはならなかった。

 すると前半29分、R・マドリーがワンチャンスで試合を動かした。中盤でパスを受けたチュアメニが右サイドにロングフィードを送り込むと、絶妙なタイミングで抜け出したDFダニエル・カルバハルが折り返しのクロスを配球し、DFハビ・ガランの股を抜いたボールがゴール前へ。これにファーサイドから飛び込んだギュレルが右足で合わせ、GKアレックス・レミロの股を抜くシュートがネットに突き刺さった。

 対するソシエダも前半32分、バレネチェアが高い位置でチュアメニからボールを奪い、FWミケル・オヤルサバルのシュートがゴール前にこぼれると、ここに走り込んだ久保がペナルティエリア内を打開。しなやかなフェイントでDFエデル・ミリトンを翻弄し、最後は右足でニアポスト脇に流し込んだ。

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