受け継がれるクラブとスタジアムの歴史と伝統。鹿島ユースは横浜FCユースに競り勝って聖地で5年ぶりのプレミア勝利を掴む!
ゲキサカ / 2024年4月28日 12時13分
自身もクラブOBである鈴木修人アカデミーマネージャーの言葉も印象深い。「僕たちのアカデミーのセレクションには、他の関東のJクラブみたいに何百人もの子が集まるわけではなくて、本当にこのあたりの地域から『アントラーズでやりたい!』と思う子が来てくれるんです。だから、僕たちもそれこそスペインのバスク地方のように、この地域のそういう子たちを鍛えて、育てることで、アントラーズの力になってもらいたいんですよね」。
かつて柳澤敦や小笠原満男、曽ケ端準といったレジェンドに憧れた世代は、彼らと一緒にカシマスタジアムのピッチに立ちたいと、このアカデミーの門を叩いた。そのあとは土居聖真や鈴木優磨のような、ユースからトップチームへと巣立った選手たちが明確な道標となることで、ああなりたいと願う子どもたちが、やはりこのクラブのエンブレムを背負ってきた。
翻って、この日。左サイドを上下動し続ける佐藤海宏を見て、最後まで身体を張り続けるGK岸野瑛太(3年)やDF玉木亜門(3年)を見て、左足を巧みに操る小笠原聖真を見て、ゴールを決めて自分たちの元へ走ってきてくれた土橋竜之介を見て、ジュニアユースやジュニアの子たちが感じたものは、過不足なくクラブの財産になっていく。やはり鹿島アントラーズは、鹿島アントラーズ。カシマスタジアムは、やはりカシマスタジアムなのだ。
スタンドから声援を送り続けた鹿島ジュニアユースとジュニアの選手たち
選手たちもスタンドに感謝の拍手
(取材・文 土屋雅史)
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