[MOM4675]鹿島ユースMF福岡勇和(1年)_本人も驚く2試合連続ゴール!1年生ボランチは自らの成長のキャンバスに新たな色彩を加えていく
ゲキサカ / 2024年4月28日 19時49分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.27 プレミアリーグEAST第4節 鹿島ユース 2-1 横浜FCユース カシマ]
正直に言って、こんなにすぐ試合に出られるとは思っていなかったけれど、このユニフォームに袖を通し、ピッチに立つからには全力でやるしかない。自分のために、仲間のために、チームのために、どこまででも走ってやる。
「今まで勝てていなかったですけど、今日は良い雰囲気で終われたので、来週からもこの良い雰囲気のままで、チームが一丸となって戦えれば、これからもまた勝って行けるんじゃないかなと思っています」。
ここまでのリーグ戦4試合ですべてスタメン起用されている、鹿島アントラーズユース(茨城)に現れたルーキーボランチ。MF福岡勇和(1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)のゴールセンス、覚醒中。
2分け1敗と未勝利で迎えたプレミアリーグEAST第4節。聖地・カシマサッカースタジアムに横浜FCユース(神奈川)を迎えた一戦は、19番を背負った1年生がいきなり試合を動かす。
前半8分。左サイドからMF中川天蒼(2年)が中央へボールを入れた時に、もうイメージはしっかりできていた。「湊海がキープしてくれた時に、『自分がフリーだな』と思って『パス出せ!』と言ったら、良いところに出してくれました」。FW吉田湊海(1年)が落としたボールを、左足で丁寧にすくったシュートは右スミのゴールネットへ吸い込まれる。
「コースは狙い通りでした。このスタジアムで決められるとは思っていなかったので、メッチャ嬉しいです!」。ゴール後はコーナーエリアに滑り込むと、すぐさまチームメイトの歓喜の輪に飲み込まれる。チームを勢いづける貴重な先制点。しかも、これで福岡は先週末の流通経済大柏高(千葉)戦に続き、2戦連発ということになった。
前節のゴールは左からDF佐藤海宏(3年)の折り返しをダイレクトで叩いたもの。今節の一撃も決して簡単なシュートではなかったが、この状況に一番驚いているのはどうやら本人のようだ。
「自分は『点を決めたい』とそんなに強く思っているわけではなくて、ジュニアユースの時も今日の大貫(琉偉)がやっていたような後ろ目のボランチで、そこまで点は決めていなかったので、2試合続けてのゴールは初めてですし、今日も『決められたらいいな』という感じだったので、ビックリしています」。そう口にして少し笑顔を浮かべる表情が初々しい。
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