電撃監督交代のスタッド・ランス、暫定指揮官は正式就任の可能性否定「3試合を超えて務めることはない」

スタッド・ランスは暫定体制で残り3試合へ

　スタッド・ランスは9日、10日に行うリーグアン・ブレスト戦の前日会見を開いた。クラブは前節終了後にウィリアム・スティル監督とニコラ・スティルコーチの即時退任を発表しており、サンバ・ディアワラコーチが今節から指揮を執る。

『Sport Club Reims』によると、ディアワラ暫定監督はスティル兄弟の退任について「経験したくない出来事」と悲しみつつ、「サッカーではこういうことが起きるものだと分かっている」と前を向いている。その上でディアワラ氏は「個人的には自分を暫定監督だとは思っていない。まだアシスタントコーチのままで、他のコーチと一緒に懸命に3試合を行わなければいけない」と話し、チーム一丸となって残り試合に臨む姿勢を示した。

　またシーズン終了後に正式監督に就任する可能性については「3試合を超えて監督を務めることはない」と否定し、コーチとして来季に臨む意向を伝えている。

　チームはブレスト戦の遠征メンバーを発表しており、W・スティル体制と同じようにFW伊東純也とFW中村敬斗が名を連ねている。
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