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[関西]高校選抜、大学で体感した“えぐい”選手たち…大阪体育大1年生DF池戸柊宇「大学4年間で超えたい」

ゲキサカ / 2024年5月26日 21時44分

[関西]高校選抜、大学で体感した“えぐい”選手たち…大阪体育大1年生DF池戸柊宇「大学4年間で超えたい」

[5.11 関西学生L1部第5節 大阪体育大1-0京都橘大 アクアパルコ洛西]

 奇しくも相手の京都橘大は、高校時代に練習場を共有したチームで、顔見知りの選手も多数いた。しかし試合前は「自分の世界に入っていた」ことで会話を交わすこともなったという。大阪体育大に入学して1か月半、DF池戸柊宇(1年=京都橘高)が初の先発のピッチに立った。

「前半はチキっちゃったというが、ビビっちゃって、孤立することが多かったけど、ハーフタイムにキャプテンの峰くん(峰田祐哉)とかが声をかけてくれて、どうしたらいいか、周りの人が声をかけてくれた。知っている先輩が多かったけど、先輩後輩関係なく、相手として挑めたし、勝てて良かったです」

 大学入学前には日本高校選抜に選ばれて、貴重な経験を積んだ。しかし高校選手権は1回戦敗退で、同選抜の監督が京都橘の米澤一成監督だったことから、メンバー発表時にはSNSなどで懐疑的なコメントも目にした。それだけに神戸U-18と戦ったNEXT GENERATION MATCHで決勝点を決めるなどして結果を残せたことが何よりも嬉しかったという。

「ネクストジェネレーションで結果を出せたことは高校3年間の成長だと思いました。そこで結果を出せたから橘の監督だからという声を抑えられたと思う。僕は海外に行くのも初めてで、フィジカルでは負けることがあったけど、自分の売りのヘディングでは負ける気がしなかった。やれることとやれないことが海外に行ったことではっきりさせることができました。米澤監督には感謝しかないです」

 大学選抜と対戦したデンソーカップチャレンジでは、U-23日本代表に選ばれたFW内野航太郎やFW塩貝健人ら強烈なFWを目の当たりにした。ただ今年の大体大にはFW古山兼悟(4年=立正大淞南高/C大阪内定)やMF木戸柊摩(4年=札幌U-18/札幌内定)らJ1クラブに入団が内定する選手がいる。さらに池戸はFW佐野竜眞(3年=瀬戸内高)の名前をあげて、ハイレベルな環境に身を置いていることを強調する。

「兼悟くんのフィジカルもえぐいし、柊摩くんも今まで見てきたボランチで一番上手い。あと佐野竜眞くん。3回生ですけど、何でもできるし、身長は小さいけど馬力もあって、1対1とか走りの練習を一緒にやっているけど、ボコボコにされる。尊敬する人がいっぱいいるので、ここに入ってよかったなと思っています」

 また高校選抜でチームメイトだった同ポジションのDF小泉佳絃(明治大)やDF塩川桜道(流通経済大)からは大きな刺激を貰ったようだ。「佳絃と桜道はえぐい。中でも佳絃はデンソーの大学生にも外国の選手にも当たり負けしないし、ボールを出すんじゃなくて取り切るところまでやれる。2人に比べたらメンタルも技術もまだまだ。今は全部負けていると思うけど、大学4年間で超えたいです」。自分も同じ“えぐい”ステージを目指す。

(取材・文 児玉幸洋)
●第102回関西学生リーグ特集

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