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ユース同期2人のU23アジア制覇に東京V松橋優安「大きな刺激。悔しさもある」J1初挑戦で際立つ献身も「この状況に満足してはいけない」

ゲキサカ / 2024年5月18日 7時30分

 そうした向上心は藤田、山本だけでなく、DF馬場晴也(札幌)、MF石浦大雅(愛媛)といったJリーグで活躍する同期の存在によってもかきたてられている。

「同期の活躍は大きな刺激になっています。今年は大雅も点を取っているし、僕がJ1初ゴールを決めた後にも晴也が札幌で決めていた。そして譲瑠と理仁はアジアを制している。2人に対しては晴也も、大雅も、僕も悔しさがあるし、もっと切磋琢磨しながらやっていきたいという気持ちがあります」

 5人の中でいまも東京Vに残っているのは松橋のみ。「移籍した間もずっと心のどこかにはヴェルディで試合に出て活躍したいという思いがあった。実際にこうしてピッチに立って、ヴェルディのためにプレーできるのはありがたいことだし、4人は違うチームなので、自分が育ったチームで活躍できる、恩返しできる機会があるのは今年すごくありがたいこと」。育ったクラブを背負う重みも感じながら、真摯に日々を過ごしているようだ。

 東京Vは今季、第4節・新潟戦から直近11試合負けなしを続けており、ここまでの敗戦はリーグ最少タイの2敗のみと、昇格1年目のチームとしては上々の好成績を挙げている。それでも松橋の目線はさらに高みにある。

「昇格1年目で負けていない試合が続いているというのは見え方的にはいいかもしれないけど、引き分けも多いし、勝てた試合も何試合もある。どこかまだJ1を戦う上で、個人としてもチームとしてもまだ足りないし、少し甘さがあるのかなと感じている。そこをチーム全体で乗り越えていった先に勝ち点3を積み重ねられたり、上位に食い込めたりすると思う。負けていないことはプラスに捉えつつも、できれば勝ちながら修正できるようにしていきたい」

 着実に出場時間を伸ばしている自身の現状も、負けなしが続いているチームの現状も、一つの通過点。さらなる快進撃に導くべく、より中心的な働きを担っていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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