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主力中心編成でW杯2次予選に臨む森保監督「休ませてあげたい気持ちもあるが…」東京→パリ五輪活動の変化も影響

ゲキサカ / 2024年5月24日 19時41分

 またこうした常連組中心のメンバー編成が目新しく映る背景には、同時期に活動を行っている五輪代表の変化もある。

 2021年の東京五輪直前の6月シリーズでは、すでにA代表の常連だったDF冨安健洋、MF堂安律、MF久保建英の五輪参加が早々と決まり、U-24日本代表の活動を優先。またDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航のオーバーエイジ組も五輪組に合流し、U-24日本代表の一員として国際親善試合などを戦った。そのため、並行して行われたA代表のW杯2次予選では新たな顔ぶれを抜擢するための余地があった。

 その一方、今回はパリ五輪世代ながらも所属クラブの意向で五輪参加が難しくなった久保、FW鈴木唯人がA代表の活動に参加することが決定。またオーバーエイジ組の交渉が現状まとまっておらず、候補として名前が挙がっている選手もU-23日本代表のアメリカ遠征に合流するのではなくA代表にとどまる形となったため、結果的にA代表の陣容が分厚くなったと言える。

 森保監督は会見で「東京五輪の時には所属クラブが自国開催の五輪ということで非常に協力的にしてくださったが、今回は状況が変わっているところがある」と苦しいメンバー編成を強いられる大岩ジャパンの現状に配慮を示しつつ、「たくさんの選手がヨーロッパの舞台でプレーするようになった中、強化の仕方等々も変わっている。日本の五輪に向けたチームづくりもその変化に対応していかないといけないところに来ていると思う」と提言も述べた。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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