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後半圧倒も逆転には至らず…柏DF三丸拡「最後のクオリティをもっと高めていく必要がある」

ゲキサカ / 2024年5月26日 11時1分

柏の左SBとしてフル出場した三丸拡

[5.25 J1第16節 川崎F 1-1 柏 U等々力]

 リーグ3連勝をかけた敵地での川崎F戦、柏レイソルの左SBには4試合ぶりにDF三丸拡が起用された。ネルシーニョ前監督時代は不動の左SB&WBとしてプレーしていた三丸。しかし、昨季に加入したDFジエゴが開幕から負傷で戦列から離れていたが昨夏に復帰を果たすと、以降の柏の左SBはジエゴの定位置に。この日の川崎F戦ではジエゴが累積警告による出場停止となっていた。

 試合は立ち上がりに柏がチャンスをつくったものの、「想定内](井原正巳監督)だったという川崎Fにボールを持たれる展開を強いられる。「前半は守備のところでスライドが遅くなった」と井原監督が指摘したように、川崎Fへの対応に前半は苦心した。前半17分にはFW家長昭博の縦パスからMF脇坂泰斗に最終ラインのスペースをつかれて決定機をつくられたが、GK松本健太の好セーブに助けられる。しかし、同30分には家長を起点に少ないタッチ数でパスをつながれて崩されると、最後は脇坂に先制点を許してしまった。

「もっと自分の良さを見せられたら良かった試合だったと思います。特に前半、個人としても、チームとしても、カウンターで前に出る場面を作れたんですけど、そこから攻撃が単調になってしまった」と三丸は反省点をあげる。

 後半に入ると一転、「相手を押し込んで、揺さぶって、自分たちのボールの時間を長く作ることができた」(三丸)展開になる。後半に限ればシュート数は10対1と圧倒し、FW木下康介の同点弾も生まれた。それでも最後まで2点目を奪えなかったことが悔やまれる。

「(シュートの)数は打てたと思うんですけど、そこをしっかり決めきるところだったり、最後のクオリティを自分も含めてもっと高めていく必要があるかなと感じています」

 昨年末の天皇杯決勝でも顔を合わせた柏と川崎F。そのとき以来の対戦だっただけに「天皇杯で負けた相手。悔しい思いを持っている選手もたくさんいると思う」と井原監督も勝利を期した試合だった。リーグでも、2016年8月27日を最後に対川崎Fは未勝利が続いている(5分8敗)。「苦手意識とかはないですけど」と三丸は前置きしつつ、「うちも、相手も、サッカーの内容が変化している部分がある中で、1試合1試合どこでストロングを作るのか、どう駆け引きをするのか、そういうところをもっと細部にこだわってやってくしかないと思います」と前を向いた。

(取材・文 奥山典幸)
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