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県内最多17回目の全国へ!! 「気持ちのこもった試合」見せた立正大淞南、大社下して4連覇達成

ゲキサカ / 2024年6月3日 15時53分

4連覇を達成した立正大淞南高

[6.1 インターハイ島根県予選決勝 大社高 0-1 立正大淞南高 島根県立サッカー場]

 令和6年度全国高校総体(インターハイ)島根県予選決勝が1日に益田市の島根県立サッカー場で行われ、大社高と立正大淞南高が対戦。立正大淞南が1-0で勝ち、4大会連続17回目の出場を決めた。

 強い風が吹く中で始まった一戦は、風上に立った大社が敵陣までボールを運ぶ回数が多く、右サイドからのクロスやDF井上太陽(3年)のロングスローなどでゴールを目指す。だが立正大淞南もDF高麗空飛(3年)とDF三島典征(3年)の両CBやGK山田新(2年)が的確に対応し、決定機を作らせない。

 立正大淞南はボール奪取後の素早い攻撃への切り替え、敵陣のスペースを突く動きで押し返そうとするものの、なかなか良い形を作れない。前半26分(35分ハーフ)には、前日の準決勝で2得点を挙げながらも、その後に右足首を痛めて交代で退いてしていたFW三島拓人(3年)が、やはり動きが思わしくないため、FW郷原巧実(3年)との交代でピッチを後に。結局そのまま前半はスコアが動かず、0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半は風上の立正大淞南の動きが良くなり、MF山田都愛(3年)、MF山田涼斗(3年)の両サイドハーフのドリブル突破などで攻め崩そうとする。だが大社もDF栗原貫志(2年)とDF武信瑛大(2年)の両CBを中心に守備陣が崩れず、逆に右サイドを崩してセンタリングから惜しいチャンスを作るなど拮抗した状態が続いた。

 しかし9分、大社に思わぬアクシデントが起こる。ボランチとしてチームを攻守に支えていたMF佐々木碧(3年)が敵陣右サイドの深い位置で突破を狙い、立正大淞南の選手が寄せてゴールキックになった直後、ピッチに倒れ込んでしまう。右ヒザを抑えてプレー続行不可能となり、担架で運び出されて交代を余儀なくされた。

 このすぐあとに均衡が破れた。11分、左サイドから攻め込んだ立正大淞南は山田涼斗がエリア内で右足シュート。これは大社の栗原にブロックされたが、こぼれ球に反応した郷原が右足で蹴り込んでネットを揺らした。

 勢いづく立正大淞南はFW若槻大雲(2年)の突破などで追加点を目指すものの、大社も踏ん張って1失点でしのぎ、懸命に敵陣へとボールを運んで同点ゴールを狙う。エリア内まで入り込むシーンもあったが、立正大淞南の守備陣はピンチでもパニックにならず、シュートを打たせない。

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