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R・マドリー、決勝でドルトムント破って15度目の欧州CL制覇!! “現役最終戦”クロースCKからカルバハル決勝弾

ゲキサカ / 2024年6月2日 5時57分

MFトニ・クロースのアシストからDFダニエル・カルバハルが決勝弾

[6.1 欧州CL決勝 ドルトムント 0-2 R・マドリー ウェンブリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は1日、ロンドンで決勝戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)が史上最多15回目の欧州制覇を成し遂げた。ドルトムント(ドイツ)を相手に前半は大苦戦を強いられたが、なんとか耐え抜くと、後半にDFダニエル・カルバハルとFWビニシウス・ジュニオールのゴールで勝ち越し。2-0の完封勝利で歓喜の瞬間を迎えた。

 ドルトムントは準決勝でパリSG(フランス)を破っての決勝進出。4-3-3のシステムを採用し、準決勝第2戦と同じ先発を並べた。一方のR・マドリーは準決勝でバイエルンを撃破。4-4-2の可変システムを採用し、GKはインフルエンザのアンドリー・ルニンに代わって長期離脱明けのティボー・クルトワが今大会初先発を果たした他、足の甲を疲労骨折したMFオーレリアン・チュアメニに代わってMFエドゥアルド・カマビンガも先発した。

 試合はキックオフ直後、ウェンブリー・スタジアムのピッチに早くも乱入者が現れるという波乱の展開。約2分間にわたる中断の後、試合が無事に再開された。試合序盤はドルトムントがサイド起点に攻め込み、優勢に試合を展開。前半13分にはFWニクラス・フュルクルクの背後への抜け出しで起点を作り、MFユリアン・ブラントが惜しいシュートを放った。

 前半21分にはドルトムントが鮮やかな縦展開から決定機。DFマッツ・フンメルスが最終ライン裏にスルーパスを通すと、左ウイングのMFカリム・アデイェミがこれに一発で抜け出し、クルトワとの1対1を迎えた。アデイェミは正対しながら左に持ち出し、クルトワをかわそうと試みたが、そこにDFダニエル・カルバハルがカバー。シュートを打たせずに対応した。

 だが、ドルトムントの勢いは止まらない。前半23分、中盤でインターセプトしたDFイアン・マートセンが左サイドバックの位置からゴール前まで持ち運ぶと、スルーパスにフュルクルクが反応。うまく相手のマークを剥がしながらフリーになっていたが、振り向きざまの左足シュートは右ポストを叩いた。ところが直後、ドルトムントにアクシデント。左膝を押さえて座り込み、ピッチ上でアイシングの治療を受けた後、なんとかプレーを再開させた。

 一方のR・マドリーは現役ラストマッチのMFトニ・クロースを中心にボールを握れこそするものの、ドルトムントのコンパクトな守備ブロックを前に攻めあぐねる。すると前半28分にはまたもドルトムントに決定機。MFジェイドン・サンチョのスルーパスに爆発的なスピードで抜け出したアデイェミがペナルティエリア内左からシュートを狙った。だが、これもクルトワの好守に阻まれ、跳ね返りもフュルクルクが押し込めなかった。

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