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中村&堂安の攻撃的WBも躍動!! 3バック使い分けた森保J、W杯2次予選24得点0失点で6戦全勝突破

ゲキサカ / 2024年6月12日 0時57分

FW上田綺世(フェイエノールト、9番)が先制ゴール

[6.11 W杯2次予選 日本 5-0 シリア Eピース]

 日本代表は11日、エディオンピースウイング広島で北中米W杯アジア2次予選第6戦(最終戦)を行い、シリア代表に5-0で勝利した。MF中村敬斗とMF堂安律をウイングバック起用する攻撃的布陣が前半から機能し、45分間で3ゴールを記録。後半は4バックの基本布陣でさらに2点を追加し、W杯2次予選を24得点0失点(うち1試合は没収試合による3-0勝利)の6戦全勝で突破した。

 日本は6日のミャンマー戦(◯5-0)に続いて3-4-2-1の布陣を採用。GKは地元広島所属の大迫敬介が起用され、3バックは左からDF町田浩樹、DF板倉滉、DF冨安健洋が並んだ。ダブルボランチはMF遠藤航とMF田中碧が組み、ウイングバックは左に中村、右に堂安の超攻撃的起用。シャドーは左にMF南野拓実、右にMF久保建英が並び、1トップはFW上田綺世が務めた。[スタメン&布陣]

 試合は立ち上がりから日本が主導権を握り、前半8分に最初の決定機。冨安を起点としたビルドアップから左に展開し、町田の縦パスを南野が受けると、大外を走った中村が中央に折り返す。これに久保が走り込んだが、左足ダイレクトシュートは惜しくも枠を外れ、得点には至らなかった。

 それでも前半13分、日本が先制点を奪った。遠藤のインターセプトからカウンターを仕掛け、南野が左に展開すると、中村が持ち運んで縦へと突破。シザーズを交えながら相手を振り切り、左足クロスを上げると、ゴール前で待っていた上田がジャンピングヘッドで押し込んだ。上田はアジア杯ラウンド16・バーレーン戦以来の得点で、A代表通算12ゴール目となった。

 さらに日本は前半19分、自陣のビルドアップで相手のプレッシングを受けたが、冷静なパス回しでこれを回避。大迫が浮き球パスを左サイドに通すと、中村の鋭い縦パスが久保に入り、ここからカウンターをスタート。久保は敵陣をフリーで持ち運び、右に通すと、これを受けた堂安がカットインシュートをニアポスト脇に突き刺した。堂安はシャドー起用のミャンマー戦に続き2戦連発。ウイングバックでも見事な得点力を発揮した。

 なおも止まらない日本は前半22分、敵陣ペナルティエリア際で前を向いた久保が南野に縦パスを試みると、これが相手に当たってゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールで3-0とした。同44分には久保の鋭い斜めのパスが上田に入り、フリーでゴール前に抜け出したが、オフサイドの判定。映像ではオンサイドのようにも見え、上田にとっては悔しいワンシーンとなった。

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