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プレミアEAST無敗首位の実力発揮。流経大柏が2-0で千葉準決勝突破

ゲキサカ / 2024年6月12日 22時50分

前半40分、MF和田哲平(7番)の先制点を流通経済大柏高の選手たちが喜ぶ

[6.12 インターハイ千葉県予選準決勝 流通経済大柏高 2-0 日体大柏高 東総運動場]

 プレミアEAST首位の流経大柏が全国王手――。令和6年度全国高校総体(インターハイ)千葉県予選準決勝が旭市の東総運動場で開催された。流通経済大柏高がMF和田哲平(3年)の2ゴールによって2-0で日体大柏高に勝利。流経大柏は、3年ぶりの全国大会出場をかけ、16日の決勝で市立船橋高と戦う。

 流経大柏の榎本雅大監督は、「(シーズン当初は)緊張もあって半信半疑でスタートしたけれど、やっぱり力がある。彼らの能力からすれば(プレミアリーグEAST首位も)不思議じゃない」という。プレミアリーグEAST開幕7試合を5勝2分で無敗首位。今大会も暁星国際高、八千代高、そしてこの日の日体大柏と難敵をねじ伏せて、決勝進出を果たした。
 
 流経大柏は、開始35秒で左SB堀川由幹(3年)がファーストシュート。さらにU-17日本高校選抜の10番FW柚木創(3年)が相手のフィードをチャージするなど、立ち上がりから、2年生5人が先発の日体大柏を飲み込もうとする。

 だが、日体大柏はMF加藤大雅主将(3年)を軸にボールを動かし、FW小泉ハーディ(2年)やMF本多眞大(2年)、右SB小菅晴輝(3年)といった推進力を持った選手を活用して前へ。相手CB奈須琉世(3年)にブロックされるなど攻め切れなかったものの、守備の出足も良く、攻守で渡り合っていた。
日体大柏FW小泉ハーディがボールを収める
 だが、流経大柏はJクラブ注目の大型右SB松本果成(3年)がダイナミックな縦突破で空気感を変える。いずれもテクニカルな左サイド、MF亀田歩夢(3年)と左SB堀川がボールを保持。空いた右サイドへ展開し、松本の爆発的なスプリント力を引き出していた。また、アイディア、テクニックに秀でたエースFW柚木へボールを集め、「自分にボールが入る回数が今年はほんとに多くなって、自分としてもサッカーやってて楽しいですし、みんなにも感謝したい」という10番を中心とした攻撃で攻め切るシーンを増やしていく。
流経大柏MF亀田歩夢がドリブルで切れ込むが、日体大柏DF陣も振り切られずに食らいつく注目10番FW柚木創が流経大柏の攻撃を牽引
 その柚木は、「自分たちは攻撃も特長なんですけど、守備から攻撃にっていうところを意識して、奪い返しってところが今日に関しては相手を確実に上回れたんで、そういうところでゲームを支配できたのかなと思います」と振り返る。日体大柏は幾度か小泉が局面を打開していたものの、相手のハイプレスに苦戦し、ボールを思うように前進させることができなくなった。

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