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相互支援契約を結ぶ柏での練習によって成長を加速。日体大柏の190cmGK早川ウワブライトは選手権日本一とプロ、海外を目指す

ゲキサカ / 2024年6月13日 19時38分

日体大柏高の190cmGK早川ウワブライト(3年=FC湘南ジュニアユース出身)は選手権日本一や高卒プロ入りを目標に掲げる

[6.12 インターハイ千葉県予選準決勝 流通経済大柏高 2-0 日体大柏高 東総運動場]

「ブライアン君みたいに」成長して海外へ、そして活躍するGKになることが目標だ。日体大柏高のU-17日本高校選抜GK早川ウワブライト(3年=FC湘南ジュニアユース出身)が、インターハイ千葉県予選準決勝で先発出場。複数のJクラブが関心を寄せる190cm守護神が、インターハイ出場への大一番に臨んだ。

 対戦した流通経済大柏高は現在、3カテゴリー上のプレミアリーグEASTで首位。立ち上がり、日体大柏は出足の速さで上回り、セットプレーの数を増やしていた。だが、前半終了間際にショートカウンターから失点。早川はPAからコースを突いた強烈な一撃に反応したが、弾けなかったことを悔しがる。

「近くて、やっぱシュートスピードもあったんで。触ったんですけど……本当にもう、練習するしかないですね。冬に向けて」と早川。チームは後半3分にもスルーパスを通され、追加点を奪われた。

 流経大柏は前半半ば以降、ハイプレスによるボール奪取によって主導権。遠目からのシュートやクロスへ持ち込んでいた。その中、早川はゴール前で存在感。ハイボール処理とシュートセーブを得意とするGKはゴール前でミスせず、彼から1点を奪うことの難しさを印象付けていた。

 だが、「自分のクロスだったり、シュートセーブっていうのは武器なんで。出せた反面、失点したところを止めれるようにしないといけないっていうのは感じて……。まだまだだな、っていうのは感じました」。2失点後、好セーブも見せていた早川だが、ビッグセーブを増やすことは上へ行くための課題の一つ。チームとしても、流経大柏とのプレススピードの差や、得意とするビルドアップの向上の必要性を学ぶ一戦となった。

 早川は、日体大柏進学後に大きく進化。期待の大型GKは2年時の途中まで、日体大柏が相互支援契約を結んでいる柏レイソルのアカデミーで平日はずっとトレーニングしてきたという。

「(現在の自分にとって、)レイソルでの経験は大きいですね。キャッチング1つのミスでピンチになるんで、そういうところはもうずっと意識してやっています。高校1年生の時に、今、ギラヴァンツ(北九州)にいる吉川脩人さんに一から物凄く教えてもらいました。色々基礎のところで。高2になって、堀江健太さんに代わって、その方にも凄く色々メンタルの部分とか多く教えてもらって、そこでメンタルもちょっと強くなったなっていうのは感じます」。Aチームのレギュラーとなった現在は、日体大柏でトレーニングする毎日。現在も日々成長を続けているが、当時の経験が今の自分の礎を築いてくれたと考えている。

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